自分を変えたい、強くなりたい、そんな思いでデンソー少林寺拳法部に20歳で入会、進藤支部長の生き方に感動し道院設立を決意する。
そして49歳の時、全盲の少年との出会いがきっかけになり、少年の「少林寺拳法をやりたい」という願いをかなえるため道院設立の準備に入る。
全盲の少年との修錬を通じて目が見えないことは障害ではなく“人間の個性”であることを身をもって体験する。
障害は他人の心の中に存在するものであり、誰もが個性を認められその個性を発揮できる社会実現のため道院を設立する。
指導で心がけることは
1.元気であること。(元気は行動力の源である)
2.笑顔であること。(笑顔は自分だけでなく他人も幸せにする)
3.努力すること。(地道な修練が自信への第一歩)
私の目指す道院は
「人づくりを通じて地域から信頼され、愛される道院」
人の可能性を信じ、他人のことを自分のことのように考えることが出来る。
そんな拳士が力を合わせ、困っている人がれば援けるための行動ができる。
社会を良くするために行動できる道院でありたいと願っている。
4才から69才まで幅広く集う道院です。
【少年部】 年中(4才)から修練を行っています。また親子の受け入れも積極的に行っていて、親子の触れ合いを通じて会話もより多くなっています。
【学生部】 中学から高校まで在籍し、部活などで疲れた身体を癒しに来ている事もあり、稽古終了後はとても仲の良いメンバーで、遅くまで会話に夢中でなかなか帰りません。
【一般部】 社会人を対象にし、ハードな修練でなく互いに技を掛け合い、教えあうことが楽しそうで、笑顔や笑い声が絶えません。
道院は住宅地にあり、周囲のおじいさんやおばあさんからお褒めの言葉や激励をいただき、少林寺拳法のファンも広がっています。
心と身体を鍛えるために始めたのが少林寺拳法でした。少林寺拳法は子どものころにやっていましたが、忘れていることも多く、続けていけるかとても不安でした。
刈谷南道院では私のようにブランクの長い人や、初心者の人もいるため、個人のレベルに合わせて修練をします。知らない技があれば先輩拳士に教わります。自分が教えられる技があればそれを他の拳士に伝えます。皆でワイワイしながら技を掛け合い、技についての理解を深めていくのが楽しく、毎週修練に参加しています。
修練だけでなく、道院内行事(演武会,ボランティア活動etc…)もあるため、いろんな人と交流でき、道院にすぐ馴染むことができました。