所属長の皆様へ
合掌
2016年もいよいよ押し詰まってきました。年の瀬を迎え、所属長の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?益々お忙しい毎日をお過ごしのことと拝察いたします。今年一年間、愛知県連盟・愛知県教区の活動にご理解・ご協力をいただき、あらためて感謝申し上げます。
さて、県連通信でもお知らせしましたように、今年度末の愛知県連盟役員任期満了に伴い次期役員の立候補を受け付けたところ、今回も立候補者が定数でしたので、規程に則り無投票での再任ということになりました。2011年から数えて4期目(7年目)となりますが、論語に言うところの『曾子曰く、吾、日に三たび吾が身を省みる。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝うるか。』をあらためて自らに問いかけ、会員の皆様方のご期待に沿うよう、より一層の決意を持って県連運営に臨みたいと思っています。
ご承知の通り、来年は創始70周年の節目の年となります。組織機構改革によって各法人の独立化・区別化がすすめられましたが、それを境に指導現場における窮屈さ・閉塞感もまた増しているように感じています。私たちを取り巻く社会環境が大きく変化してきている中で、愛知県に“少林寺拳法の種”をまかれた四名の先生方が今年度末をもって指導現場の第一線から退かれます。あらためて私たち指導者が「開祖の志」「教え」を日頃の活動の中で拳士に十分に伝えきることの大切さ、少林寺拳法の価値をこれまで以上に創りだしていくことに情熱を傾けていかなければなりません。来年も引き続き皆さんとの十分な対話を心掛けていきたいと思います。「できることを精一杯」の姿勢はこれからも変わりません。柔軟性のある組織運営に努めてまいりますので、忌憚のないご意見をお寄せください。
今年度、所属長の皆様方からいただきましたご協力に感謝すると共に、来年も変わらぬご協力をいただきますようお願い致します。
なお、愛知県教区役員につきましては1月の小教区長会議においてご承認いただくことになります。あわせて、よろしくお願い致します。
再拝
2016年12月吉日
愛知県連盟理事長 多月 文博
愛知県教区教区長 林 正義