GW最終日の5/7(日)愛知県武道館にて<少林寺拳法創始70周年記念 2017年 愛知県少林寺拳法連盟 技術研修会>を開催しました。講師には新井庸弘先生(少林寺拳法連盟前会長・SHORINJI KEMPO UNITY顧問)をお迎えし、終日ご指導を頂きました。
技術研修ではまず、足捌き・体捌きについてご指導頂きました。一足一拳の間合いを大切にすること・相手の攻撃線上を常にかわすこと…「やっているつもりでやれていなかったこと、その大事さに気付かされた」との感想が多く寄せられました。
今回は柔法中心の技術研修でした。円流・鉤手手法、掛手・捌手、それらの役割分担、龍王拳から龍華拳へのつながり、三角技法、取らせる練習、答えの確認、手ではなくまず下半身…。新井先生からは、大切なポイントや技を取得するための修練の仕方などを、とても分かりやすい言葉でご指導いただきました。参加された皆さんはその技術を会得しようと、終始体を動かしながら笑顔で技を掛け合っていました。
講話では、「開祖との思い出」を語って下さいました。さまざまな場面でどのような態度や行動をするかを常に見ていて、相手の性格を見抜いた上で人を指導される方であったこと、目標が明確で勝ちてのち戦いを求める慎重な方であったこと、開祖が「人間死ぬまで修行だな」とふとつぶやかれた日のこと…新井先生ご自身の失敗談なども織り交ぜて開祖との思い出を語られる言葉に、皆は引き付けられていました。開祖のお人柄を感じることができ、とても貴重な講話の時間でした。
新井先生は皆の前に立ち皆の中に入りながら、終始笑顔を絶やさずほとんど休憩される間もなく、終日ご指導下さいました。参加された皆さんからは「憧れの新井先生に直接ご指導頂き、感動と充実の一日でした」「基本の大切さを学びました」「少しでも新井先生に近づくことができるように今後修練していきたい」などの感想を頂きました。「このような研修会を度々開催してほしい」とのご意見も数多くありましたので、県連として受け止めさせて頂きます。
GW最終日にもかかわらずお集まり下さった100名超の拳士の皆さん、終日の研修会へのご参加本当にお疲れ様でした。
2017.5.9(事務局長 秋葉みどり)