4月8日(土)の修練。

本日は専有道場でスタート。

先週同様雨模様という事もあり、先週に続いてR君・R君兄弟も参座してくれました。

道院修練では、金剛禅の「あ・うん」や連盟の会報を使用しての学科・法話を行うのですが、連盟の方は会報の発行される時期・期間が変わるそうで。世の中の数ある変化にも上手く順応して、良い刺激を吸収出来る在り方を心掛けたいものです。

今日は「あ・うん」の他の道院長の先生方のページを読みました。今後は愛知でも道院長を交代される方が多く出るでしょうが、その後を引き継ぐ方もそれなりに大変な想いをされるでしょう。それを回避して「自分はやりません」と言うか、目の前に巡って来た「役割」を「良い刺激」と思って受け取るか。「その人次第」ではありますが、「誰かがやらなきゃいけない事なら、『よし!自分がやるぞ!』という人間に成れよ!」との開祖の言葉にも有った様に、出来れば楽で安易な道を選択する様な在り方はしたくないものです。法話ではそんなまとめ方をしてみましたが、割りと皆しっかり聞いていてくれた気がします。

場を変えて、易筋行を。

今日は序盤は私がR君と基本の習熟を、Nさんに新中学生の「切返抜」・「切小手」と小学生緑帯の「十字抜」を見て頂き、後半は役割を入れ替えてみました。色んな相手からの毛色の変わった刺激が有った方が、受ける側にとっても「飽き」が来難く、集中して鍛錬に励み易いかも知れません。伝える側も相手によって伝え方に工夫をしなければいけませんし、根本に有る物が共通していれば、相手を混乱させる事無く幅を付けられる気もします。

動きの良いR君ですが、やはり基本の習熟には地道な反復練習が必要でしょうし、如何に良い方法・良い接し方をして、本人の意欲を引き出し且つ技術レベルを挙げて行くか。そして技術レベルと共に、如何に人間性を高めてそれぞれの人生にとって甲斐の有る時間にするか。簡単ではありませんが、常に模索して行きたいものです。新中学生のRちゃん・Mちゃんも新しい環境であれこれ忙しくなったり体力的にキツイ面も増えるでしょうし、一般の科目表になって「痛い技」も増えて来ますから、二人の今後の人生により良い刺激に成る様な易筋行の在り方に向けて、存分に「試行錯誤」したいものです。

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