3月24日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。春の暖かさを感じ、心地良い眠気に悩まされながらも鍛錬に励みます。

土曜日の修練は、13時からのスタートに対し早く参座した人間から作務を行い、13時20分になったら易筋行を始める感じなのですが、早く到着すると作務を長くやらなきゃいけなくなるので、どうしても皆の到着が徐々に遅くなっていきがちです。それでも意欲の高い人間は早目に到着しますし、そんな人間が多いとホールで使用出来る掃除機の2台を越えて人が集まるので、外の駐車場のごみ拾いに人を割く事も出来ます。作務一つをとっても、意欲的に動く人間も居れば、「面倒だなあ」と手抜きをする人間も居ます。易筋行にまともに通じる、正にその人の「質」が顕れた結果でもあるでしょう。元々持って生まれた資質は、何をやってもなかなか変えられないものかも知れませんが、2~30年後にでも少しでも良い影響として残ってくれればと、取り組み方への姿勢は口うるさく言って行かないといけないなと思います。

今日の基本演練では、体験入門中のI君に教えた「内受」と「下受」の復習を兼ねた練習を。法形演練では3年生以下は正対構からの「内受突」の習熟・4年生以上は「流水蹴」と「転身蹴」の復習に充てました。最近学科・法話の時間に「静と動」や「調和」といった言葉を用いて教えを説いているのですが、その言葉を覚え、意味を覚え、何とか体現しようとする人間も居ます。肉体面と精神面共に、何かしらの刺激を与えられる様な時間になって欲しいものです。

今日は、16時から年4回の割り振りの有る泉田会館の清掃を行いたかったので、自由練習は30分だけ。前半10分は3月頭から「やってみよう」とイメージしていた練習方法・名付けて「静止」を試してみました。新しい練習方法は、目新しさからか皆が意欲的に取り組むのですが、「静止」と併せて考案した「反復」も含めて、少しでも実りのある運用をしたいものです。どんな練習方法であろうと、どんな練習環境であろうと、結局は本人の意識が高くなければ無駄の多い取り組みになってしまうでしょうが、少しでも自発的意欲を触発出来る行いにしたいと思いながら、白帯と茶帯以上に分けて行った自由練習後半20分を終え、泉田会館の清掃に移りました。清掃に関しては、何故かいつも皆が意慾的に動くのが不思議なところ。「余程、易筋行が短縮されるのが嬉しいのか~?」と訝しく思いながらも、技術だけ大切にしてるよりは良いのかなと嬉しくも思い、お茶の時間」を終えました。

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