5月14、15日と道院長研修会で本山に行ってきました。今現在もロシア軍がウクライナに侵攻していますが、ウクライナにもロシアにも少林寺拳士がいて、誰もが平和を望んでいること、そんな中で我々少林寺拳法拳士ができることを検討中であることなど、話がありました。昔、開祖は、核兵器の抑止力などに頼らず、核兵器など必要ない中での、真の平和の実現を唱えていました。「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」と、半分は相手の立場に立って考えることができる人間が国を動かすなら、戦争など起きないし、二度と起こしてはならないと。また、宗昴馬師家より法話がありました。介護術のほかにもいろいろYouTubeで配信されていますので、一度ご覧ください。
皆さん。今年度は何を目標にしていますか。少林寺拳法以外でも、好きなこと、やりたいことにはどんどん挑戦してください。そんな中で大切なことは、優先順位をつけてやるということ、そして目標設定ですが、簡単な目標ではなく、背伸びしてやっと届くかどうかという目標に対して、努力してやりとげるという姿勢が大切です。努力せずにできてしまうようでは意味がない。皆さんも、この道院に来て、何を目的に少林寺拳法を修行するのか、今一度ご自分で考えてください。
道院長 鈴木 貴博