今日は「ともだち ふやそ」という絵本の読み聞かせをしました。
「友達がほしいな」と夢を見ながら 丘の上で1人寂しく居た「いわ」の元に、鳥がコロンと赤い実を落としていってくれました。
数日後に芽を出した 赤い実 は、いわと一緒に助け合って仲良く年月を過ごし、やがて大きな桜の木に成長をしていきます。
いわ と 桜の木は、小鳥たちの止まり木となり、動物たちの雨宿りの場となり・・・。
最後には沢山の子供たちがピクニックにやってくる、憩いの場にもなり、
いつの間にか いわ と 桜の木の周りには、沢山の人や動物で一杯になっていた。というお話です。
絵本を読んだ後、子供たちには「皆は今のままで十分素敵な良い子だから、友達を作るために、自分の気持ちを無理に殺して相手に合わすことはしないで」と伝えました。
皆の良さを分かってくれる友達はきっと沢山いるから、無理に背のびをするのではなく、
物語の いわ と 桜の木のように、自分の強くて優しい気持ちを、周りの人のために使ってほしい・・・。
最近、絵本の後の意見交換で、自分から発言できる子が増えてきました。
「僕は ○○ だから ×× だと思います」と、自分の気持ちを文章にして言えるようにもなりました。
皆のそのリーダーシップを大いに発揮して、沢山の仲間と関わって欲しいと思っています。