9月15日(土)の修練。

本日は専有道場でスタート。時折、細かいながらも強い雨が降り出す中、皆が集まります。

今日は7月に地区昇級試験で一般一級に合格した、中2女子のMちゃんの合格証書授与を行いました。小3から始めたMちゃんも、いつの間にか次が准拳士初段というところまで来ました。部活動や学校の勉強等でも忙しい中、着実にレベルを上げて来ているMちゃん。中身の充実した初段になれるかどうかは本人次第ですが、その本人のやる気を引き出すと共に、しっかりとした支えをして行きたいところです。

専有道場では、学科・法話の時間に「あ・うん」を活用するのですが、今回は同じ西三河地区の道院に所属されている方のぺージを読みました。色んな場所で色んな取り組みをしている仲間達の存在に、皆それぞれに刺激を受けた様です。

場を変えて易筋行を。10月入門予定のH君・S君も、こちらから参座です。基本演練では、体験中の二人にも覚えて欲しいキーワードとポイントをいくつか伝え、順突・逆突・順蹴・逆蹴を反復。気温は高くないものの、強い湿気の中で皆良い汗をかいています。

その後、各自の課題・目標に向けて、鍛錬に励みます。昇級試験の近いRちゃん・Kちゃん・Mちゃんは、試験科目の習熟に務め、他の人間は11月の西三河大会に向けての習熟に励みます。2週間ぶりの参座のKさんは、W先生にも付いて頂き、Nさんとの演武を初合わせ。順番を覚えるのも大変でしょうが、是非これを良いきっかけとして、新しい「格」を身に纏う心構えを整えて頂ければと思います。

Kさんに限らず、新たな自分を造り出す為の努力や、その際に流した汗・費やした時間と労力を、喜びをもって受け止められない人間には、「良い修行」は出来ないでしょう。「宗門の行」に楽しんで取り組めるかどうか。100%ではないでしょうが、それを出来る人間を少しでも増やしたいと思う鍛錬の場となりました。

いいね!>> いいね! 6 人
読み込み中...