9月8日(土)の修練。

本日は泉田会館での修練。昨夜からの雨があがり、風も吹いているので涼しいのかと思いきや、陽射しと蒸し暑さに悩まされる中、鍛錬に励みます。

今日は、7月~8月の夏休み期間中の木曜日に「武道体験会」として催した集まりに参加し、10月からの正式入門を視野に、9月を体験入門期間としている、小4男子のS君と小2男子のH君が、土曜日の修練に初参座してくれました。曜日によって顔触れが違う為、二人共に「かなり緊張していて」とお母さんが言っていましたが、徐々に徐々に馴染んでいきます。逆に先輩門信徒達には、「後輩の面倒を見る」という責任が付いて来ます。「自分の為に頑張る」事すらしない人もいる世の中で、「他人の世話をする」、「他人に手本を示す」という「面倒くさい」行いをする。そんな取り組みを出来る自分を造り出す事こそ「自分磨き」の本質ではないでしょうか。

終盤の自由練習では、小6茶帯のI君に「転身蹴」をテーマに、白黄帯と体験入門者の二人の練習を指揮して貰いました。それぞれのペースで、それぞれのやり方で、他者の支えに成る経験を積んで行って貰えればと思います。今日のI君は、最終的には良い感じの「先輩らしさ」を発揮してくれていた様に思います。

今月23日の地区昇級試験で、中2女子のRちゃんが一般一級を・小5女子のKちゃん・Mちゃんが少年六級の受験を予定しています。Rちゃんはテンションはダラダラながら、技量はボチボチ及第点に届いていますが、Kちゃん・Mちゃんはテンションだけでなく、技量もなかなか挙がって来ません。修行に励む「心構え」・「覚悟」が整っていないものには、「体構え」・「技量」は伴って来ないという典型例だなぁと思いますが、せっかくの昇級試験ですので、少しでも良い成長・進化を手にして欲しいところです。

11月11日に、2年に一度の西三河大会が刈谷市で開催されます。それに向けて全員出場と行きたいところですが、仕事や勉強で参座の都合がつかず、なかなかそうもいかないかも知れません。9月中は仕事が忙しく、今日も休まれたKさん。出場は難しいかと思いましたが、本人に意向を伺ったところ、何とか出場したいとの事で、Nさんと組んで三段の部に出場する方向で進めています。今日はNさんが考案してきた構成を、W先生・Hさんの県大会常連組と共に実際に動いて頂き、更に練り上げる時間を取りました。これを来週以降、KさんとNさんで高めていく事になりそうですが、これもKさんの「覚悟」・「心構え」に大きく掛かって来ます。Nさんと協力してしっかりとした取り組みになる様に、充分な支えをしたいと思います。

 

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