本日も、泉田市民館での修練。冷たく強い風が吹く中、鍛錬に励みます。
今日の修練は、夜からの昇級試験と明日の「泉田町芸能音楽発表会」での演武披露に向けた総仕上げの日。午前中に公民館長さんから、会場設営がしてある旨の御電話を頂き、明日の雰囲気を感じながら練習出来るなと、内心ニンマリです。
到着してホールを観ると、机やステージ上の機材が設置されていたので、一旦移動させて元に戻そうと現状の写真撮影している時に、昨年の公民館長さんが地区の役割りでいらっしゃいました。3月に場所をお譲りする事へのお礼と共に、ホールの様子を観て明日の会の話題に成りましたが、何も行事をやれなかった昨年度の行いに悔いが残っているのかなと感じる様子でした。「5月8日からは、また世の中も変わりますね」と期待を込めた言葉も聞かれましたので、地域の方々の活動にも出来る範囲で協力していきたいものです。
作務を終えて、小5緑帯のA君と話す時間を取ったので、皆に「自分達で、試験や発表会の為の練習をして」と伝えたのですが、ほとんどの人が明日が発表会の本番だと言う自覚が無い様子。いきなり舞台の上での発表をやらせてみましたが、団体演武の面々は自分の号令や並ぶ場所も把握出来ていない状態でしたので、静か~に説教です。「この時間って、僕も不愉快なんだけどさ。もう少し、何とかならんの?」と言われた人達が、どう変えてくれるでしょうか。
学科・法話の時間では、言葉についてのページを回し読みします。「なるべく楽しい雰囲気で、のびのびと~」と意識していますが、それが出来る様になって来ると、はしゃいで言葉遣いが乱れて来る人がいます。堅苦しく成らない様に気を付けつつも、節度は上手に保ちたいものです。その辺りのサジ加減を自分で調節出来る人の方が、関係無い様で実は技術レベルも挙がる様な気もします。
今日はいつもスイミングで早上がりするR君と同級生のH君が、たまたま同じ書道教室に通っていて、その教室が段取りした漢字検定を受験しました。2人共に、今日の夜に少年六級を受験するので、15時過ぎに参座してくれました。遅れての参座や早上がりは有りましたが、その瞬間は滅多に無い刈谷北道院の全在籍者が一堂に会した事に。「この人数でよく続けられているな」と思いますし、多くの方からの支えも頂いていますので、少しでも長く有意義な空間を継続させたいものです。
16時過ぎからは、明日の発表と夜の試験の習熟の二段構で。今日は少年五級を受験するY君が、いつになく集中していて動きにも覇気が有りました。その集中力が持たない事が根本的な問題ではありますが、意識しようとしている瞬間が有るなら、自分で自分をより良く変えて行ける可能性があるでしょう。一緒に受けるA君も含めて、「自分を変える意識の無い人に、昇級試験なんて必要無いだろ。もしかしたら今回が最後の受験に成るかもしれないから、悔いを残さない様に気持ちを込めて行けよ」と若干のプレッシャーを掛けつつ、叱咤激励します。その言葉を、どう受け止めどう自分に響かせるか。この後の試験で、しっかり見届けたいと思います。