11月25日(土)の修練。

本日は、泉田会館での修練。11月末にしては暖かな空気の中、鍛錬に励みます。

今日・明日の2日間、泉田市民館で「泉田町文化展」が開催される為、会場を変えての修練です。丁度時期的に、年数回割り当てが有る泉田会館の清掃の実施に良いタイミングだなと思ったのですが、世間は全く頭になかった「あいちウィーク」の4連休の最中らしく、今日も欠席者多数。どの程度清掃が出来るか、どんな修練内容にしようか思案しつつ、参座してくれる面々を待ちます。

スタート前に参座してくれた小6五級のA君・小4六級のA君と、それぞれの次の試験に関連する内容を加味したメニューから進め、徐々に増える顔触れに合わせて内容を進化させます。基本の身体操作を応用させていくだけですから、内容にも関連性があるのですが、取り組んでいる本人がその事を意識してくれれば、レベルアップもし易いのですが、その説明を聞いている人も少ないのが現実ですね。ここを何とかしたいものですが、はてさて。

一番最後に参座してくれたのが、先週の昇級試験を体調不良で延期した小5五級のE君。まだ咳が出たり、喉が辛そうな状態で時間を短くしての参座でしたが、何とか来てくれました。その時間に合わせて、学科・法話をして泉田会館の清掃に入ります。普段出来ないところもやっておこうと、あれこれ指示を出しつつ、皆に「自分でやれる事を探そうか」と伝えますが、なかなか自分から探して且つ着実に作業を行うと言うのも簡単では無い様で。

清掃を小1時間で切り上げ、自由練習の時間ではちょっと試してみたかった「反射神経ゲーム」を。相対演練で相手に合わせる事が苦手な人や、相手の動きに遅れる人の反応速度を挙げる事を目的としてゲーム性も加えたものですが、「ゲーム」と言う言葉を使っただけで、皆が「楽しい事をやれるのか」と錯覚してくれるのがちょっとしたマジックですね(笑)。それでも段階を3つ用意して行うと、中1一級のH君も間違える瞬間が有ったり、逆に普段の修練と共通する部分も解り易く用意してあるので、何を意識して行えば良いかも、高い水準で反映させていました。

そんな「楽しい練習」にすると、どんどん意欲的になってくれるかと言えば、浮かれて「遊び」に入って水準を下げる人が大半なのですが、それでも何処かしら自分で意識したり、自発的な意欲を沸かせられる瞬間が有るなら、可能性は有ると言う事でしょう。今日参座してくれた面々は、私が勝手に決めた「幹部候補」2人と、「先輩らしさ」を意識出来ない入門ナンバー2ナンバー3の2人と、恐らく3月で休眠する目的の無い状態の小学6年生1人の5名。そんなバラツキの有るメンバーが、ある瞬間協力して行動出来る貴重な時間・空間なのだなと、この先の良い変化・展開を目指しながら締めの気合い出しをして、すっかり暗くなった泉田会館の駐車場で皆を見送りました。

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