3月7日(土)の修練。 | 刈谷北道院

3月7日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。若干の寒さのぶり返しを感じながら、鍛錬に励みます。

中3初段のH君が昨日無事に中学校を卒業しましたので、高校合格祝いも兼ねて、Tシャツと今更ながらの公式拳サポーターを道院からプレゼントしようと準備しましたが、副道院長のNさんとSさんが揃ってお休みでしたので、またの機会に。また今日は、役員を交代される泉田子供会の皆さんが、来年度の役員さんと共に挨拶に来て下さいました。「人の繋がり」を敬遠する世相の中で、忙しい身でありながら地域の役割りを担われる方々ですから、PRに協力して頂くだけでなく、何か良い支援もしたいものだなと、関わり方もあれこれ考量したいものではあります。

今日は2週間後の地区合同昇級試験に向けて、少年七級受験予定のH君と少年二級受験予定のA君の予備審査を予定していました。A君のお母さんから「用事で遅れる、若しくは休む」と連絡を頂き、「あいつ、また何も言ってねえな。どうせ、宿題も終わってないだろ」と思いつつ、今日が宿題提出期限と言う事をお伝えして待ちます。

小5A君に相手をして貰い、小2H君の予備審査を始めます。動きに理論は感じないものの、キビキビした動きと全力での取り組みがH君の良い所でしょう。会議室を使用されていた地区の皆さんからも、挨拶した際に「カワイイ~!」と喜ばれるH君ですから、自分にとっても周囲にとっても有益な存在を目指して、精進に励んで貰いたいものです。

今日の修練内容の大半を、小6A君の二級受験に絡めたものにしようと想定していたので、A君不在で「ネタが無えなぁ」と間延びしましたが、それぞれの課題を洗い出すチャンスだなと、少年七級の内容を掛かり稽古的に行い、H君・小5A君・中3H君毎に進化させていきます。また、下半身の使い方や身体の状態に意識がいかないA君の為に、部分的な確認にも時間を取りました。話の聞き方・物の観方にボヤケが出やすいA君ですが、最近話の聞き方や周りとのチャンネルの合わせ方が良く成って来ている気がします。修練中にも、「ああ、意識してやってるな」と感じられる時も増えていますので、あとは自分でどれだけそれを求めるかでしょうね。

中3H君には、他の2人と同じ流れで投げ技に繋げる動きを練習しました。二段受験はしなかったものの、准拳士初段合格後も道院に関わり参座してくれた初の存在であるH君。高校入学後に部活動等が本格化したり、アルバイトを始めたりすると、土曜日の参座すらも難しく成るかとは思いますが、行事の度に声を掛けて、盆踊りの演武発表等では「ちょっと練習に来て」と呼び出して参加して貰おうと思います。木曜日に行った面談では、合格した名古屋の私立高校には少林寺拳法部がある&H君がやりたがっていたハンドボール部が無いとの事で、「これは、少林寺拳法続けてくれるんじゃないの~?」とにわかに期待が膨らみます。「まあ、休眠したとしても、就職して余裕が出来た20歳頃に復帰して、10年後の30歳で2代目道院長だな。それまでの15年間は、何とか頑張るわ」と私の勝手な願望は伝えましたので、後は彼に期待です(笑)。

鎮魂行を終えても小6A君が到着しませんので、引き続き3人での掛かり稽古を。その後、私も確認したかったのでH君に「振捨表投」を指導します。攻者をやって貰ったA君やH君の背中の向け方が速かったので「腰挫」も伝えて習熟に励み、その中間の段階の「諸手送小手」や「送小手投」を伝え、またその途中から「小手巻返」的に逆に体を捌いて投げる動きをしました。その相手役を務めてくれたA君は、基本的に怯えが強く腰が引けた攻撃をしがちなのですが、「やられ方が下手な人って、絶対上手く成らないよなぁ」と呟いていると、途中から突然投げられ方が自然に成って来ました。それまでの怯えによる硬直や腰の引けも無く、自分から膝を折って転がりに入るのでもなく、相手の動きによって変わった自分の身体の状態に合わせて下半身の力を抜いて受身を取っていました。「今の受身は良いよ!あなた、上手く成るかも知れないぞ」と伝えると、これまでに無い質の高さで受身を繰り返します。その後、H君にバックダウンの投げとフロントダウンの投げを繰り返す「せんべい返し」を伝えて、A君に掛けられ役をして貰うと、力の方向に合わせて自然な受身を繰り返します。正直、A君には理法を理解する段階には行けないだろうと思っていたのですが、その力の流れを感じた身体の反応には「あれ、もしかしてあなた上手くなるの?」と大きな飛躍を予感させるものがありました。

そろそろ締めに入るかと思った頃に、小6A君が到着しました。全員「今?!」と声が出ましたが、お母さんの努めている会社のイベントに行っていて、宿題だけでも持って来たと言うA君に、「まあ、道衣を着て来るだけでも、気持ちが有るって事だな」と伝えるとニンマリします。締めの気合い出しと片付けの作務には加わって貰いましたが、少人数ならではの個性的な面々の有り様を観て、内向きに成らず独善に陥らず、自分達の特性を大事にしつつ周囲の環境にも必要とされる空間を目指して頑張ろうと改めて思いました。

いいね!>> いいね! 0 人
読み込み中...