本日も、泉田市民館での修練。暖かな日差しの中、鍛錬に励みます。
今年は穏やかな秋が有り、12月に成ってもお昼時はまだまだ暖かい「修練日和」が続きます。そんな「修練日和」に用事やインフルエンザ、二日酔いと欠席者多数。スタートは中3初段のH君とのマンツーマン。15時過ぎに、小2八級のH君が来るであろうかと言う状況でした。
作務の時間に、先週の文化展時の片付けの影響なのか、カーテンのフックが滑らない様に付けられているのに気付き、会議室で打ち合わせをされていた公民館主事さんに確認し、脚立を使って協力して直しました。年明けの「泉田町芸能音楽発表会」への出演も含めて、地区の役員さん達との良好な関係を維持しておく事は、組織としても1人の人間としても重要な事でしょう。
年末年始に2週間弱のお休みがある為、1月の地区合同昇級試験や「泉田町芸能音楽発表会」での演武披露、また年明けに予定している安城の道院の新春法会の演武発表会への賛助出演に向けて、スケジュールがかなり詰まっています。そんな中で演武の構成を作る事が出遅れてしまっていましたので、今日は中3H君と他の人の演武も含めて一緒に考案する事にしました。

1月の試験では小6三級のA君の少年二級受験を予定しており、高校の入試とカブらなければ中3H君に相手をして貰おうと考えていますので、「芸能音楽発表会」も小教区での賛助出演もH君とA君の組み合わせで進めるつもりで、今週木曜日にも修練中にH君と少年二級試験の内容を確認したり、少し演武構成を試したりしていました。今日は当のA君がインフルエンザで休んでしまったので、私がH君の相手をして6構成を考案します。
試験だけなら6個の法形の習熟度を挙げ、順番を覚えるだけで良いのですが、演武披露としては何か物足りないなと思い、H君が掛ける側の時は二段科目や四段科目を交えてみました。私とH君がやるとサッサカサッサカ進み、なかなかカッコ良い構成に。「これ、A君は難しいとか言って、ふて腐れるんじゃないか~?」と言うと、H君も笑っていました。そのまま他の組み合わせの演武も、まずH君に「あなたなら、どうする?」と聞いて、それを2人で動いてみて確認。やる側を交代してお互いの練習にもしていきながら。構成を決めて行きます。ただ、年々身体にガタが来ていますが、投げられて起き上がるという繰り返しの中で、左膝を深く曲げられない状態になり、徐々に足を引きずる様になって来ました。
それ以降は私はほぼ動かず、キックミットを使用しての当身でもH君の突き蹴りをただ受けるだけと成りました(泣)。一発一発の威力も有りますが、それをコンビネーションで複数回やっても威力が落ちない所は、正直私ではもうここまでやれないだろうなと言うレベルまで成長してくれました。進学する高校や入学後の部活動の在り方によっては、少林寺拳法の修行を継続出来ない状況もあり得ますので、いつか何処かで復帰してくれる事も願いつつ、彼と一緒に練習出来る時間を大切にしないといけませんね。その為にも、体調の管理ともう少し動ける状態を構築しておきたいものです。
その後、小2H君が参座してくれましたので、団体演練の内容をやった後は。少年七級科目の習熟を。まだまだ意識して動くと言うレベルでは無いですが、H君に前に立って同じ動きをして貰うと、少し動きが変わって来ます。手本を示している時も、ほぼ観ていない・聞いていないH君ですが、時折り意識しているなと感じさせる時も有りますので、その部分を詰めていくとそこそこ向上していました。
夕方に向けてどんどん気温が下がって来て、1時間だけ暖房を点ける事に。2人のH君との修練の時間も、有って当たり前な時間ではないなと実感する瞬間でした。多くの人に関わって貰える道院にしながらも、それぞれの人にとって有益であり有意義な時間を提供出来る事も心掛けたいとの想いを強くして、帰路に着きました。

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