2019年11月 理事長通信

合掌

 「2019年少林寺拳法全国大会inあいち」開催までいよいよ2週間をきりました。昨日10日(日)は午前中に今大会に向けて最後の実行委員会、午後は豊田市内の所属長やスタッフを中心に設営・駐車場警備・集計等の分科会と、尾張地区が加わって集計担当者の会議もあり、詰めの段階になっています。しかし、担当(地区)ごとの準備状況にはこの段階でもバラツキがあり、残り10日間が開催への正念場です。2017年9月に開催地として名乗りを上げてから約2年、県連執行部を中心に鋭意準備を進めてきましたが、名古屋市内から会場までの移動時間が約1時間、初日23日(土)の同じ時間帯には近接する豊田スタジアムでサッカーJ1の公式戦開催、そしてG20外相会議の名古屋開催による高速道路を含む交通規制等、自分たちだけでは対応のしようがない状況も重なってきて、いろんなリスクを想定しながらの開催となります。全国からの出場拳士は2,623名、観覧者は3,000名を超え、大会会場となるスカイホール豊田の収容席4,450席(可動席含む)を大きく超える状況が見込まれています。加えて懸念されるのは大型荷物の置き場所や席取りの対応ですが、観客席最上部にあるエリアの活用で大型荷物の置き場所を確保し、自分勝手な席取りに対しては巡回班を増員して繰返し協力を呼び掛けるしかないと考えています。昼食時間には正面玄関前に愛知県発のカレー専門店「CoCo壱番屋」のキッチンカーを出店し、イベント性も演出する予定です。すでにご存知の通り、今大会での最大のチャレンジはタブレット端末を使った採点集計システムの採用です。常時14コート70名の審判員の方々にはタブレット端末を使用して0.5点制の演武審査をお願いすることになっています。道院長研修会やその他本山・本部行事に合わせて本部審判員の皆さんにはタブレット端末の体験に取組んでいただきましたが、通信障害等のハード面でのトラブル発生防止も含めて本番での円滑な進行を目指しているところです。

初日23日(土)18時開始の祝賀会には209名の参加申し込みがありました。県外からの希望者を優先するため県内関係者は申込を控えていただいた経緯もあることから、残り30名の申込受付を急遽昨夜県内に発信したところです。

さて、シンボルマークが卍(まんじ)から現在の双円に変わったのが2005年。15年前、ナゴヤドームでの全国大会開催は胸に卍(まんじ)をつけての最後の大会でした。創始から72年を数え、世の中が大きく変化してきています。世界規模で内向きの社会が形成されていく激変の時代にあっても“変えてはならない”「教え」の日々実践こそが我々の修行の原点でなければなりません。そこにこそ「生涯修行」への道筋が見えてくる気がしています。

今大会テーマは『~原点回帰~“半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを”』です。

愛知県として今できる精一杯の大会運営を目指しています。引き続きご協力ください。

 

 
 

※少林寺拳法“グループ愛知”ポータルサイト構築計画に伴い以下のサイトが立上っています。

 

(愛知県連盟サイト:http://shorinji-aichi.jp/wp/kenrenにて紹介)

  ■15支部サイト掲載(スポーツ少年団・大学・実業団・アトラクションチーム)

※「2019年少林寺拳法全国大会inあいち」

 

(愛知県教区サイト:http://shorinji-aichi.jp/wp/kyoukuにて紹介)

   ■56道院サイト掲載

 

再拝

2019 年 11月11日

愛知県連盟理事長  多月 文博




いいね!>> いいね! 0 人
読み込み中...