5月27日(土)の修練。

本日も泉田会館での修練。

小学生が「みどりの学校」で休みの為、中学生も含めて「一般のみ」の修練となりました。

月一で行っている専有道場での易筋行は中学生達には声を掛けてないんですが、今回はそれに近い事もやれるなと密かにニンマリしてました(笑)。実際はそんなに小難しい事はやっていないんですが、筋力・体格的には中1女子としてのものしかないRちゃんMちゃんですが、基本の身体の使い方の習熟度は下手な一般有段者より上だと私は自負してますので、高いレベルの事を体現してくれます。この辺りは、あまり良い事ではないんですが人数が少なく一人一人をしっかり見る事が出来るメリットではありますし、小難しく退屈な基本の反復練習を小学生の頃から二人がこなしてくれていた賜物ですね。

先日来行っている、乱捕りの前段階の動きの練り上げの練習をKさんだけはやっていなかったので今日皆で行ったんですが、さすがに大学拳法部出身のKさんは難無くこなします。皆が高い水準での突き蹴り受けの身体の使い方の中で行う相対演練は、不思議な楽しさを醸し出してくれます。これから更に一歩進んで、お互いを支え合いながらの「組手主体」の上での切磋琢磨を皆が意識してくれればと有り難いなと思います。

今日の法形演練&自由練習では、7月末に一般二級の受験を予定しているRちゃんMちゃんを中心に二級科目を。「送小手」の理論は理解していても上手く攻者の肩を「送る」事の出来ていなかったMちゃんに、木曜日に伝えた二つのアドバイスがどうやらヒットだった様で、随分と上達してくれました。そのうちの一つ、「ラケット打ち」が「横天秤」にも今日行った「内押受蹴」にも共通する身体の使い方をしている部分もあったので、皆にも解かり易かった様です。

今日の学科・法話では「組手主体」のページを読んだんですが、「裏固」や「送固」やS字の法形はお互いが痛い想いをしながら向上を図る事になります。自分の動きの習熟だけではなく、相手の意識や力の生み出し方を感じ取りながら、お互いの意識を添わせ合っていてこそ「組手主体」も成り立つものでしょうから、そんな意識を醸成出来る様な易筋行を心掛けたいと思います。

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