8月12日(土)、泉田町盆踊り大会での演武披露。

本日から1週間夏休みとして修練はお休みするんですが、刈谷北道院の修練場所の在る泉田町で盆踊り大会が開催され、夜店の時間で演武披露を行いました。

地区の役員の方々からも「毎年の恒例」と認識して頂けている有難い状況で、在籍門信徒は地域の行事に親しむ事や、人前で演武披露をする事で胆力を磨く事も出来ます。今年は7月・8月に入門してくれたメンバーも居て、入門1ヶ月で人前での発表というのも若干厳しい気もしましたが、元気な白帯達の発表は少林寺拳法とは無関係の観覧者の方々にも喜ばれるだろうと、この1ヶ月準備して来ました。

午前中に雨が降った事もあり、例年よりも涼しい中で盆踊りも無事に開催され、若干人出も少ないかなと思う中で演武披露をスタート。小学生7人での団体演練・R君I君・MちゃんRちゃん・NさんKさんの組演武の4組の披露を行いました。白帯達の元気な気合いからNさんKさんの気迫ある演武まで、老若男女問わず行じられる少林寺拳法の良さを少しでもアピール出来たかなと思いますし、正面で観て下さってた保護者の皆さんの笑顔を見ると、「この行いも続けて来て良かったな」と感慨深いものです。

演武披露と撤収も無事に終わり、夜店券を配って残り30分を皆で楽しみます。「エサ」や「ご褒美」という意味合いもありますが、盆踊りという地域のイベントに家族で出掛ける「夏の思い出」としての意義もあるのかなとも思えるこの時間。多くの皆さんの尽力によって成り立っている場で、存分に楽しむのも一つの貢献ではあるでしょう。

18時から始まる子供の部では門信徒全員で列を作って踊ります。昨年よりも明らかに道衣の列が長くなり、地区の役員さんの表情にも「演武やるだけじゃなくて、ちゃんと踊ってくれるんだな」という「実績」が見て取れます。踊りと少林寺拳法・直接は関係ありませんが、何事にもひたむきに取り組む事と仲間と共に「楽しむ」事は、全ての行いに共通する「肝」なのかなと思います。個人の損得や好き嫌いを最優先させる事が「是」とされがちな昨今ですが、ある種理不尽とも言える地域の持ち回りの役割を、皆で支えながらしっかりこなしている人達の創り出す空間で、踊れる踊れないや踊りが好きか嫌いかではなく、「皆で盛り上げようね」の言葉だけで列を作って踊ってくれている門信徒達の姿に、喜びを感じながら時を過ごせました。

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