7月19日(土)の修練。 | 刈谷北道院

7月19日(土)の修練。

本日は、泉田会館での修練。慣れつつあるものの、厳しい暑さの中、鍛錬に励みます。

明日が参議院議員選挙と言う事もあり、投票所に成る泉田市民館は前日から入館・使用が出来ません。そんな時はいつも優先的に泉田会館を確保して頂けるのですが、いつもながら地域の施設を使わせて頂ける境遇に感謝・感謝です。また今日は昨年に引き続き、公民館長さんからスイカの差し入れを頂いており、終了30分前に修練を切り上げ、スイカ会食を行う予定で、自宅に届けて頂いたスイカを切り分けて持参しました。

泉田会館に到着すると、ホールのど真ん中に太鼓が出されていました。例年夏休み期間中の土日の夜に、8月の「泉田町盆踊り大会」で叩く泉田子供会在籍の小学生さん達に、太鼓の叩き方を私の小学生時代の同級生が指導しているのですが、恐らくその為に出されているのでしょう。通常は「邪魔だなぁ」的に思ってしまうものですが、今年は盆踊り大会で行う予定の演武披露が、例年の夜店の時間ではなく、踊りの本番の時間のオープニング15分に組み込まれているとの話を、先日頂きまして。何故そうなったのかは判りませんが、今年度・来年度の公民館長さんがかつての地区長歴任者と言う事もあり、長年の継続した地域活性化の活動に対する理解の現れとして、目立つ舞台を用意して下さったんだろうと、勝手に解釈しております(笑)。

その演武披露は、一般の中から意見を頂き、スタートを太鼓の置かれたやぐらの上で、太鼓の音に合わせて突き蹴りをやろうと想定していましたので、太鼓が出されていた事は実に好都合。今日の修練では、大いに活用させて頂きました。

修練スタートから、演武披露のオープニングを練習。段階を区切って、号令を掛けながら~太鼓に合わせて、動きを予告しながら~予告を無くして、内側を観ながら~全員外を向いて、太鼓の音のみに合わせて~と進めますと、全員同じペースで動きを理解出来ました。

明日が地区合同の昇級試験でもありますので、少年三級試験の基本の部分を全員で行い、連盟の会報を使用しての学科・法話に。その頃には副道院長のNさんとSさんも到着しましたので、演武披露のオープニングを全員で練習。そこそこ良い感じで進めました。まだ私の喉の状態が完全には復調しませんので、中3初段のH君に鎮魂行の主座を・打棒を小5六級のA君に任せて進めます。皆それぞれに各種役割りをこなせつつありますし、「そこでつまづくの?」と言う部分も発見出来ますので、逆に指導や修練の幅も拡げれます。

16時半からの「スイカ会食」には、平日参座のみになったK君・Rちゃん兄妹にも声を掛けておいたのですが、「あたしは絶対食べに行く!」と宣言していたRちゃんが、16時過ぎに道衣姿で到着。16時半にスイカだけ食べに来ても良いのに、スイミング明けの疲れている状態で道衣を着て来るその気持ちが嬉しいですね。と言う事で、キャンプの最終日とカブり、演武披露に参加出来ない可能性が高いRちゃんにもオープニングの動きを伝えます。

16時半から「スイカ会食」がスタート。小6四級のA君のお父さんが妹のNちゃんと共に、また遅れてSさんの奥さんと娘のМちゃんも参加してくれました。かなり大きいスイカでしたので、切り分けた4分の3が残るかと思いましたが、見事完食。残った4分1はじゃんけんでの争奪戦の上、「多分、要らないわ」と言っていた小6四級のA君が勝って、ガッツポーズをして持ち帰りました。美味しいスイカを味わいながら、皆さんに楽しんで頂けた様に思います。

会食を切り上げ、喉が痛いので中3初段のH君に「あなたが締めて。2代目道院長として、何かそれらしい事言って(笑)」と伝えると、「地域のイベントに参加出来る事や色々頂ける事は、当たり前の事ではないと思うので、感謝して頑張りましょう」と、100点満点の締め方してくれました。H君は明日の試験でA君の相手を御願いしてあるのですが、他の所属から一般一級の受験者がいる事を伝えると、「一級の相手はしなくて良いですか?」と他の道院の受験者の事も気にしてくれていました。

キャンプで演武披露に参加出来ない可能性が高かったRちゃんのお母さんから、「朝迎えに行くので、演武披露に参加します」との言葉を頂きました。てっきり岡崎ぐらいだろうと思っていたキャンプ地が静岡である事を知り、「いや~、そこまでして貰うのも。せっかくの年1回のキャンプを途中で抜けるのも悪いし」とも思いましたが、Rちゃんが「演武披露に参加したい」と言ってくれていると聞き、「それ、ワガママ言ってるんちやうの?」と心配しつつも、やはり嬉しいものです。日曜日を潰して、後輩の試験の相手をする。楽しいキャンプの時間を削って、演武披露に参加する。それをしてくれる本人や支えてくれる保護者の方にとって、やるだけの意味や甲斐の有る時間・空間を創り出していきたいものです。

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