本日は、恒例の「泉田町盆踊り大会」での少林寺拳法の演武披露の日です。
1カ月以上里帰りをしているМちゃんは残念ながら不参加と成りましたが、それ以外の人はそろって参加してくれた今回の演武披露。と言っても、今日まで静岡でのキャンプに行っていたK君・Rちゃん兄妹が、御両親がわざわざ静岡まで迎えに行って、15時過ぎに市民館まで送ってくれての参加と言う事で、とても当たり前とは言えない事でしょう。
またこれまでの14年間の発表は、盆踊り本番前の「夜店を楽しむ」時間でのある意味「別枠で勝手にやってる」的な状態での演武披露でしたが、今年は踊りの本番が始まってからの出番と成りました。理由ははっきりとは確認しませんでしたが、今年度・来年度の公民館長を務める御二人が過去の地区長歴任者であり、今年の地区長さんも昨年に引き続いて2年務められている事もあり、盆踊り本番に組み込んで下さったのでしょう。この事自体も、当たり前の事ではないでしょう。
今回は、やぐらの上に全員上がり、突き蹴りや「天地拳第一系・単演」、「義和拳第一系・単演」を、私が打つ太鼓の音に合わせて行い、その後下に敷いた廃止された碧南の道院からお借りしたマットの上で、Sさん・H君、K君小5六級のA君、Rちゃん・小6三級のA君、副道院長のNさん・中3初段のH君の4組の演武を行いました。
4組の演武は同じ系統・似た様な構成で統一した4構成を行いましたが、これらは一般で相談して、内容や見せ方を工夫して行ったものです。相談する中で、他の方も「せっかく演武披露するなら、もっとPRの効果を出せないか」、「入門者増加に繋げられないか」と言う想いを抱かれている事も感じ、結果を焦らない様にしつつも、「せっかくやるなら」と言う部分も大切にしないといけないなと感じました。
演武披露後は、夜店を楽しんだ後に踊りの輪に加わる予定でいましたが、出演者に配られる夜店券が見当たりません。バタバタした段取りの中で役員さん達も大忙しで、保護者の方の分も購入して用意しようとしていたのですが、それも出来ず終いで。私の分の夜店券は小6三級のA君御家族に渡し、私はそのまま踊りの輪に加わりました。そのうち副道院長のNさんも踊り始め、呼び掛けなくても他の人も列を作って踊りの場を盛り上げました。
例年男の子達は、この踊りの時間をダラダラ過ごしがちなのですが、中1五級のK君も嫌々参加してます的な空気を出していた小6三級のA君も、やぐらの上の人達を観ながらそこそこ良い取り組みをしていました。A君は演武披露もRちゃんを引っ張っていかなければいけない立ち位置でしたが、まだまだ不充分な面もありながら、本番ではそこそこ良い気持ちの込め方をしていた様に思います。この面々が、今後どう先輩・後輩の関係を紡ぎながら成長していくか楽しみでもあります。
今回のイベントも、保護者・関係者の皆さんの協力を得られ、何とか終えられました。地区の役員さん達の助力も多く頂きましたし、また昨年10月で休眠した中2A君が妹のRちゃんと一緒に顔を出してくれました。挨拶にいらっしゃってた県議会議員さんとあれこれ話したり、演武終了後には東海市の道院に在籍している拳士さんのお母さんが、「小学生の時に話しかけた息子が、高校生になって復帰して今日は東海市の盆踊りで演武披露してます」と話しかけてくれました。多くの方の縁で成り立つ道院運営。今後もより良い形で実現していきたいと思います。