7月12日(土)の修練。 | 刈谷北道院

7月12日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。気温の高い夏の日に、皆が集まります。

例年より2カ月早く「真夏」の暑さが到来したので、7月中旬とは思えない暑さでも少し楽な様な気もしてしまいます。他の人が来る前に部屋の空気を入れ替え、クーラーで過ごし易くしておきます。集まった順に作務を始め、鎮魂行~に進み、「あ・うん」を使用しての学科・法話に入る頃に、遅れていたSさん親子も合流です。

「あ・うん」を使用しての学科・法話では、冒頭のページから回し読みを。大学生の社会人なってからの継続に対する考察と言った内容でしたが、法人の違いや修練内容・目的意識の説明も絡めて話を進めましたが、普段あまり話を聞いていない小5六級のA君が、しっかり内容を理解しながら聞いている雰囲気だったのが印象的でした。あまり真剣に全力で取り組めているとは思えないA君ですが、逆に大学生拳士が「やらない・続けない」理由は、実感出来る要素が多いのかも知れません。

場を変えて、易筋行を。スタートを中3初段のH君に任せて、その後を引き継ぎます。約1か月後には、「泉田町盆踊り大会」での演武披露もあり、その内容を絡めたメニューにします。

先週公民館主事の方から、演武披露の件で相談があり、今年は昨年までの夜店の時間を先行させてその後盆踊り本番と言う流れではなく、夜店の時間と踊りの時間を並行して行う話を聞きました。暑さへの対応の関係なのか、「夜店と踊りを同時に始めたら、踊る人居ないんじゃない?」と思いますが、私達の演武披露の時間も踊りの時間のオープニングに組み込んで頂ける事に成りました。これまでは別枠で「地区はほぼ無関係」と言う形で行って来ましたが、今年の公民館長と公民館主事の御二人は以前地区長も務められており、普段から協力的な姿勢を見せて下さってますので、しっかり取り組みたいものです。

今日は全員で「内受突」や「天地拳第一系・相対」から進めていきますが、「基本が大事」と言う事はどの動きをしていても同じ事でしょう。下半身の使い方や、それによる重心移動等、構え方や相手との合わせ方・外し方も、初級の科目でも意識して行えば、それなりの動きやレベルに成ります。今日は小2白帯のH君を相手にして説明しながら、「合わせる・外す」の説明をしてポジション取りだけでも伝えようとしたのですが、その最中に「お?ちゃんと相手の力を感じてるかな」と感じましたので、後にH君だけを相手にして「ここで合わせろ~!」、「ほら、今外されたの判る?」と暫く伝えました。「相手を実際に殴る蹴る」は上手なH君。と言う事は、実は相手に合わせる事も上達するのか?と可能性も見出せましたので、ちょっと伝える内容と方向性も考慮していこうと思います。

修練を切り上げる直前に、この後ホールを使用される地区の役員さん達がいらっしゃり、棒アイスやお菓子の差し入れを頂きましたし、来週の修練では選挙前日と言う事もあり、会場を泉田会館に変更するのですが、「来週、冷蔵庫にスイカ入れとくから食べて」と御心遣いを頂きました。一緒にお迎えに来てくれた小6四級のA君の妹のNちゃんにも「棒アイス欲しい?」を聞くとニンマリしましたので、役員さん達の想いを皆で頂きました。そのA君は盆踊り当日に里帰りで不参加と言う事が判明し、内容や組み合わせの再検討を余儀無くされましたが、刈谷北道院の仲間や地区の役員さん達とも密に相談し、良い取り組みにしたいと思います。

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