合掌
「緊急事態宣言」が、明日14日にも『特定警戒都道府県』の一部とそれ以外の34県全てで解除される公算が強くなってきました。新たな感染者数の発生状況や医療体制の逼迫状況を含め、様々な感染拡大防止対策によって一定の歯止めがかかっているという判断と、経済活動の停滞をこれ以上引き延ばすことができないという政治的判断のバランスの中での決断かと思われますが、新型コロナウイルスに対する防疫の優等生と評価された韓国でさえ感染が再燃し始めている等、現状が把握されていない発展途上国への医療支援を含めてまだまだ先の長い見えない闘いと言えます。そんな中での緊急事態宣言解除は今後の生活に何をもたらすのでしょうか。少なくとも引き続いて“リスクとの共存”であって、すぐに以前の生活に戻れるということではないということを心しておかなければならないと思います。緊急事態宣言が解除された場合、小中高校の再開はどうなるのでしょうか。今月中の段階的な再開を含めて6月からの再開と夏休みの短縮というのが全国121自治体の大方の方向性であるように報じられてはいます。
さて、各所属での修練(集団活動)は今のところ8月末までの中止が指示されています。各種行事開催についてもご存じのとおりですが、今回5月11日付でマイページに修練形態についてグループ方針が示されました。主な内容は、修練再開にあたっての留意事項です。その中で、「自治体や地域の方針を遵守すること」とあります。修練再開に向けては緊急事態宣言の解除はもちろんのこと、最低でも小中高校の再開をひとつの判断基準としていましたので、今回示されたグループ指示による留意事項を守りながら、そしてまたこれまで取り組んできた感染拡大防止対策を確実に実施することで各所属の判断に委ねたいと考えています。
『3密を回避しての修練形態について』(5月11日付)を熟読して修練再開に向けての指針としてください。
再拝
2020年5月13日
愛知県連盟理事長 多月 文博
※少林寺拳法“グループ愛知”ポータルサイト構築計画に伴い以下のサイトが立上っています。
(愛知県連盟サイト:http://shorinji-aichi.jp/wp/kenrenにて紹介)
■11支部サイト掲載(スポーツ少年団・大学・実業団)
(愛知県教区サイト:http://shorinji-aichi.jp/wp/kyoukuにて紹介)
■59道院サイト掲載