3月25日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。

若干の風や空気の冷たさはあるものの、徐々に身体も心も弾んで来るこの季節。「快適」に鍛錬に励める数少ない時期ですので、頑張らないといけませんね。

個人的な話ですが、今週は月に1週だけ夕食を抜いてウォーキングやジョギングで身体を絞る週です。が、先月末にやや体調を崩して以来、五段受験を控えて「季節の変わり目」に無理をしない様にと、3月はウォーキングも軽い筋トレもほぼやらず終いで。今朝おそらく1ヶ月ぶりのジョギングをしたんですが、修練が始まる頃にもまだ足腰や心肺機能に「余韻」の残る状態でした。それでも春の連休での一般のみの自主練や夏の「強化合宿」の予約や内容をイメージし始めていたからか、「今日は鍛えるぞ~!」と燃えていました。

ウォーミングアップも基本演練での反復も割りとしっかりやった後に、「天地拳第二系単演」の細かい部分を詰める時間を取りました。小学生達も、Nさんや私の受験に絡めて全ての単演を覚えたのですが、順番は覚わっても細かい部分は疎かになってしまいがちです。たまには、一つ一つの動きを掘り下げて取り組む時間を取りたいものです。

法形演練では、7月での昇級試験受験を目指してI君の為に少年三級の組演武の練習を全員でやりました。同じ日にRちゃんMちゃんも一般二級にチャレンジして欲しいので、これからの3ヶ月でしっかり仕上げて行きたいと思います。

自由練習では、始まる前から「やろう!」と思っていたキックミットを使用しての当身の練習と、それでコンビネーションを練り上げてからの乱捕りを。少林寺拳法では「定番」の連反攻があり、受身の後には何故か上・中・蹴り。「ホントに中段突が当たってたら、蹴りって出せるか?それに自分が攻撃されてそれを避けて受身を取ったのに、上段突で反撃するの?」と、ちと不思議なんですが。それに「上中二連突」というと、順突・逆突の流れは繰り返しやるのに、何故か逆突・順突の流れはほとんどやらないとか。そんなこんなを考えながら各種当身を繰り返しやっていたら、時間が無くなって乱捕りをやれませんでした(笑)。その間Nさんに私の突き蹴りを受けて頂き、Nさんの蹴りを私が受けてとしていたんですが、明らかに私の当身より重く鋭い感触が有りました。「ヤバい!このままではヤラれる!」と戦慄を覚えましたので、新年度は身体の絞り込みと共に、号令だけ掛けて実は休憩してるという時間を少しでも減らして、「動けるデブ」を目指して鍛錬に励むぞ!と決意も新たにしました。

この自由練習に入る前の休憩中に、ある男性が机をホールの収納スペースにしまおうとされてました。少し手助けしたら全部で5つ有るとの事でしたので、本人はお断りされたものの「どうせ全部片付け終わるまで、キックミットは使い難いな」と思い、「は~い、皆で手伝うぞ~!」と声を掛けたら、面倒臭がりの小学生達も割りとテキパキ動いてくれました。片付けを終えた後にその男性の奥さんがみえたんですが、4年前に泉田町の子供会会長として様々力を貸して下さった方でした。新年度からは婦人会会長を務められるそうで、やはり「面倒臭い」・「何で私がやらなきゃいけないの」等の気持ちに負けずに他人の為に行動出来る人には、「役目」が回って来る様です。それを「損している」と感じるか「やる事があって幸せだ」と感じられるかでその人の人生が決まるんでしょうし、「生き様」みたいなものも決まって来るのでしょう。今度の学科・法話の時間に、そんな話をしたいと思います。

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