2月6日(土)の修練。

本日も、泉田お市民館での修練。2月にしてはお穏やかな気候の中、鍛錬に励みます。

今月から、2月・3月の「体験入門者募集」の期間が始まります。先週先駆けて来てくれた3名のうち、築地町在住の小2R君と大府市在住の小4H君が、新たに築地町在住の小3女子のWちゃんが参加してくれました。また毎月第1土曜日の「少林寺拳法体験会」として、S君・Sちゃん兄妹が顔を出してくれましたので、10名を越える参座者となり、久々の大人数です。

今日初参加のWちゃんも、大人しく照れ屋な面もありながら、素直さと観察眼の良さを持っている様で、技術的なポイントを説明する前から、前に並んでいる人の動きをまねて、少しずつレベルを挙げて行く程。また鬼ごっこ等を交えて場の雰囲気に慣れて行くに連れて、じゃんけんをしている時に出す声がどんどん大きくなっていきます。

学科・法話の時間では、「拳士の心得」から「脚下照顧」と「合掌礼」を。今日は「どうも話の展開が上手くいってないな」と感じたのですが、土曜日の良さは修練時間の長さ。小学生達の集中力がボヤける時間も多く成りますが、それを許容した上で、修練メニューを組み立て、途中で再構築する事も出来ますし、「上手くいかなかった」法話の補填の時間を取る事も出来ます。今日は自由練習の時間に、再度「脚下照顧」と「合掌礼」について話し、その心得を具体的な行動に移す時の話を捕捉しました。体験者や新入門者が多い時は、修練メニューにバリエーションが付けられず、「飽き」が来る事が多いのですが、緊張と緩和を工夫しつつ、楽しんで貰いながら、各自の意識と集中力を高めて、技術レベルも挙げられる様に、組み立てていかないといけませんね。

今日は私自身は、道衣組より体験入門の3名を中心に相手をしましたが、その間自分達でどれだけ集中し協力して修練に励むか。横目でチラチラ見ながらですが、数々課題も有ります。ただどこかしらに進歩の跡が見付けられますので、そこに灯を感じつつ、より精度を高めて行ける様にしたいところです。

先週来てくれたメンバーも含めて、修練や作務にも手を抜かずに取り組んでくれるメンバーが多いのが有り難い事です。今日来てくれたWちゃんも、「楽しかった」と言ってくれていましたので、今後も参加してくれる様でしたら、是非皆で協力して有意義な時間・空間を創り出していきたいものです。

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