12月16日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。雨は降っているものの、12月にしては暖かな気温の中で、鍛錬に励みます。

今日も欠席者が多数でしたが、参座してくれた面々で修行の空間を構築します。年末の忙しさにかまけてと言う訳でもありませんが、修練内容の組み立てが随分雑に成って来ています。それが門信徒の取り組みに良くない影響を及ぼしてもいけませんので、少しでも引き締めて行きたいところ。掃除機を掛け終えたはずのホールのカーペットのあちこちに小石が落ちていたりしますので、静か~なトーンでやり直す様に伝えます。

段取りが悪く、年明けの「泉田町芸能音楽発表会」の準備を全くしていません。それもあってと言う訳でもないですが、今回は組演武を多目にして、その内容をそれぞれで考えて貰う事にしました。その材料に成りそうな内容を基本演練に組み込みます。またすね当てと拳サポーターを付けて、相対演練での当て止めの感覚を養ったり、廻蹴の足の動かし方の習熟に務めました。

早めに鎮魂行を行い、自由練習のスタートでホワイトボードを使って演武の構成のパターンを説明しました。今日は休んでいた副道院長のNさんと中1一級のH君。少年四級受験を延期した小5五級のE君と、小学生の内に少年四級を受験する様に伝えた小6五級のA君。A君と組んで3月に少年四級を受験する予定の小5五級のH君と、小4六級のA君。土曜日は学習塾通いで火曜日しか参座しない小5五級のR君と、小6五級のY君の4組の組演武と、その他のメンバーの団体演練の5つの発表を予定しています。

説明の後に、時間を取ってそれぞれに構成を考えて貰いましたが、自分の問題として捉えて相手とコミュニケーションを取る人もいれば、年上の後輩に任せきりの人もいます。何度かやり直しをさせながら、自分達で決めた演武の習熟に励んで貰います。

16時前に参座してくれたK君・Rちゃん兄妹には、小3八級のA君も併せてウォーミングアップのメニューを通して貰い、その指揮を小6五級のY君に任せました。中学生以降に継続する気が無く、それまでに試験を受けようとも考えていないY君は、目標も集中力も無い状態での参座を繰り返しています。今回の芸能音楽発表会では、火曜日にしか参座しないR君と組んでいますので、土曜日には後輩の面倒をみて貰い、逆に自分の姿が人の目にどう映っているかを考えて貰おうと思います。

甘えが強く集中力の弱い目の前の3人相手に、奮闘するA君。号令の掛け方も、普段自分がどんな支持と号令を聞いているかを考えていないのが丸判りの状態ですが、自分がやらなきゃいけない状況に追い込まれて、ようやく自分の未熟さを実感出来る様です。指示を受けている3人が集中を切らす度に、横から私が「先輩が自分達の為に一生懸命になってくれてるんだから、せめて精一杯やれよ」と伝えます。この3人が、今後の自分の在り方にどうこの時間を活かすかは判りませんが、少しでも良いものを受け取ってくれる様に、それぞれの精一杯を出して行って欲しいものです。

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