11月2日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。やや雨のパラつく土曜日の午後に、鍛錬に励みます。

今日も様々な理由で欠席や早上がりが多数。と言うより、そもそも在籍者が少ないので参座が少ないのも当たり前ですが(笑)。布教活動としては、大勢の人を集める事は大前提では有りますから、少ない人数の方が落ち着いてやれるなとホッとしていてはいけませんね。

今日はスタートは、中2初段のH君と小5五級のA君になる予定でしたが、「少し遅れる」と言うA君の「少し」がいつなのか分かりませんでしたので、H君とマンツーマンで、すね当てを着けて金的蹴に対する拳受の習熟を図りつつ、ホワイトボードに天王拳と地王拳の法形を書き出し、それぞれの法形の名前の由来と特徴を説明してから反復しました。この時間は、一般有段者が揃ってから行いたかったのですが、もう3週間延ばしていましたので、H君の科目の進みも鑑みて、今日に。なかなか法形の名前と動きを結び付けるのも大変ですが、効果的に進めて行きたいものです。

結局、A君が到着したのが14時前でしたので、全ての法形の説明と練習を2人で汗をかきながら済ませました。A君には、まず「天地拳第五系・単演」を一つ一つの動きを確認しながら全ての動きを通せるまで続けました。その後、「龍王拳第一系・相対」を経て、逆小手の習熟を。A君には、小学生のリーダーとしてグングン伸びて行って貰わないといけませんから、H君の様に自分より上のレベルの人と練習している時に、少しでも向上しておいて欲しいものです。

15時頃に小1白帯のH君が参座しましたので、H君は私と突き蹴りの習熟に努め、H君・A君はそのまま科目を進める時間に。小1H君も考えて動けるタイプではないのでなかなか型は向上しないでしょうが、少しずつでもレベルを挙げて行って欲しいものです。まずは、説明をしっかり聞き見て学ぶ事が必要な様ですが。

鎮魂行を終えた後は、自由練習でキックミットを使用しての当身と、受身の練習を。小5五級のA君も家での復習等は全くやっていないでしょうから、出来る様になった事も平気で忘れて参座します。「前受身」や「後受身」は、出来ないとシンプルに自分が苦しむ事に成りますので、どれだけ自分のものに出来るかが鍵ですし、その為に必要な努力をどれだけ出来るかが、その人の可能性を拡げていく鍵に成るでしょう。「火曜日までに、天地拳第六系を予習して来て」と伝えましたが、果たしてやって来るでしょうか。

16時頃に、K君・Rちゃん兄妹が到着。A君が家族行事で早上がりする予定でしたので、そのままH君と「逆小手」、「巻小手」、「切抜」の復習を。K君・Rちゃん・H君は、すね当てを着けて「下受蹴」を。A君が早上がりした後は、そのままボディプロテクターも付けて運用法を行いました。形を整える事がほとんど出来ていない小1H君も、直に人に突いたり蹴ったりする時だけは、鋭く強く当てに行きます。問題と言えば問題ですが、運用法等で良さを伸ばす事が出来るかも知れませんね。

K君・Rちゃんは、今日はスイミング明けだけではなくピアノの発表会もあったそうで、いつも以上に集中力が有りませんでしたので、運用法でバリエーションを付けるまでは出来ませんでしたが、逆にこれぐらいの進み具合が「適度」なのかも知れません。少しでも出来る事を増やして帰って貰いたいですし、それをどんどん積み重ねていって欲しいもの。お互い協力し合って、そんな空間を創って行って欲しいと言う想いを強くして、締めの気合い出しを終えて帰路に着きました。

 

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