7月26日(土)の修練。 | 刈谷北道院

7月26日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。変わらず続く厳しい暑さの中、鍛錬に励みます。

先週の地区合同昇級試験で、小6四級のA君・小5六級のМちゃんがそれぞれ高井いレベルで合格してくれました。と言う事で、1週間後の「強化合宿2025」、2週間後の「泉田町盆踊り大会」での演武披露に、照準を合わせて行かないといけませんね。

地区の皆さんも盆踊り大会への準備・段取りが佳境に入っている様で、市民館のホールにも会場で使用するであろう看板や支柱、協賛企業の一覧が置かれていて、雰囲気も感じます。また、先週行った「スイカ会食」の御礼を公民館長さんに御伝えしましたら、今週火曜日の修練時に「子供達に食べさせてあげて」と、もう1個スイカを届けて下さいました。会食として再度行うのではなく、今回は家に持って帰って家族で楽しんで頂こうと、会議室の台所で切り分けて、冷蔵庫で冷やします。

易筋行序盤は。盆踊り大会で全員で行う予定の動きの確認を。基本的な動きの組み合わせですが、何となくやってしまうと繰り返してもあまり意味が有りません。「ただ。やる」のではなく、レベルを挙げる事を意識して行いたいですね。

今回の演武披露は、一般拳士からの意見を取り入れ、説明の仕方や演武内容で工夫をしようと言う事に成りました。「内受突」、「小手抜」、「天地拳第一系・相対」、「下受蹴」の4つの動きを土台にして、見せ方や応用で変化を付けたものですが、結果的に全員で同じ方向性で練習する事がやりやすく成りました。

小2白帯のH君は、ノリノリでやっていても精神的スタミナがもたないので、集中力を切らして「遊び」が入るのですが、彼の資質ではあと3年ぐらいはこんな感じでしょう。ただ、小1から始めたA君が嫌々取り組んでいても最近急成長している様に、続けていれば良い変化をする可能性は大きくなります。A君よりも手抜きをする時間が少ないH君は、A君よりも高いレベルに到達する可能性も有るでしょう。そこを期待しながら、気長に付き合っていきますかね。

毎回メインに持ってくる副道院長のNさんと中3初段のH君の演武も、共通する4つの動きを基に構成しました。体力面を考慮してか、14時半頃からの参座が続くNさんですが、6構成ではなく4構成で済む今回の演武披露は煮詰めていくのもやり易そうです。

「自由練習」は、A君に「小手投」を伝える為の時間に。序盤は小2白帯のH君は「小手抜」にして、他の人は「逆小手」。後半は、「逆小手」と「小手投」の違いを意識して行い、H君は「下受蹴」を反復する流れで行いました。A君は基本的に「難しそう」と思うと「甘え」が入ってダラダラする傾向が強まります。段階を分けて少しづつポイントを伝えていっても、その習熟度はなかなか能率良く挙がりません。この辺りが、A君自身の課題と言えるでしょう。

ポイントはほぼ伝えて、そこそこ出来る様には成って来ましたので、ラストは全員で「掛かり稽古」的に「小手投」を行いましたが、A君はずっとブツブツ「泣き言」を口にします。まあ、何歳になっても「現実逃避」したくなる事情は目の前に巡って来るでしょう。「乗り越えられる力が身に付く様に頑張れよ」と思いつつ、締めの気合い出しで修練を切り上げました。

いいね!>> いいね! 5 人
読み込み中...