6月15日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。暑く蒸し暑い空気の中、鍛錬に励みます。

新入門のSさんが、木曜日の修練時に腰を痛めて本日は欠席。いつも率先して作務を行うSさんが休むと、全体的に時間が掛かりますね。そんな事を考えていると、続々とお休みの連絡が。結果的にスタートに間に合った中1四級のA君と小4七級のA君のみの参座と成りました。

参座の状況が判る前から、小4七級のA君の下半身の使い方を強化しようと考えていたのですが、結果的に終日そこに時間を割く事に。前重心の作り方や、その動きを活用した天地拳第一系・単演を反復しましたが、中1四級のA君も実は自分の身体の状態を、自分で確認するのが苦手なタイプ。膝の向きや身体の向きを意識するのもなかなか出来ず、時間ばかりが過ぎていきます。

A君が中学生に成った事もあり、読本や科目表が一般に成りました。対応して行くのも簡単では無いですが、技術・学科どちらも高い水準での修行を心掛けたいものです。Sさんが入門して下さった事もありますので、土曜日も時々一般読本を使用しての学科・法話を行おうと思います。

その途中で副道院長のNさんが到着。なかなかコンスタントに参座出来ない状態ですが、来られた時に中2初段のH君はテスト週間で休みと言うタイミングの悪さ。8月の「泉田町盆踊り大会」では2人で演武披露のメインを飾って頂こうと考えていますので、H君の二段科目や技術レベル向上の為にも、連絡を取り合って参座のタイミングを合わせる必要も有りそうですね。

鎮魂行後の自由練習でも、A君達の身体操作のレベル向上に時間を割きます。2人共に体捌きや足捌きを意識しての動きが、基本的に出来ていません。細かい部分を言えば切りが無いですが、結局はそこを自分自身で意識出来るかどうかですので、繰り返し伝えるだけですね。先週のガチ乱捕りを経て、少しだけ小4七級のA君の集中力が挙がった様に思います。今日に限って言えば、中1四級のA君よりも「こう動こう」と思ってそこに近付けた度合いが高かった様に思います。マンツーマンでずっと張り付いていれば、もう少し向上するのだろうなと思いますが、なかなかそれが出来ないので思案のしどころです。

終了前に、「小手抜」の「掛かり稽古」的にNさんも含めて身体を動かします。中1四級のA君は、次の一般三級に向けて更なる向上を意識しなければいけない立場です。そこに向けた意欲も覚悟も全く感じられませんが、お互いの向上を目指して精進に励む時間・空間にする為にも、皆で取組んで行こうと思います。

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