6月8日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。陽射しは明るいものの、涼しい風の吹く心地良い空間で鍛錬に励みます。

今日は副道院長のNさんが疲労の蓄積、中2初段のH君が部活動の為に欠席と、上級の人達が欠けた状態での道院修練。5月入門のSさんのお陰で場の移動もスムースに行きますが、行動の在り方としては、「白帯に手本を見せる存在」として色帯組の頑張りが必要です。日頃からその意識を持つ様に説いていますが、なかなか行動に結びつかないですね。と言う事で、今日は易筋行でキツめの練習をすると通告した上での参座でしたが、「あ・うん」を使用しての学科・法話で「胆力」をテーマに話します。辛い状況・キツい状況で踏ん張る為の「胆力」の必要性を、本人が意識してくれると良いですね。

時間が長めに取れたので、連盟の会報の活用に移り、全国大会の記事のページのグルメ部分を皆で回し読みします。他のページを読む時よりも、読む人の出す空気が楽しそうで、ここら辺りにも工夫をするヒントがありそうです。

場を変えて、易筋行を。備品の運び入れの時間でもSさんは意識的に動き、色帯組の先輩達は出遅れると言う状態で、しかも私に「あなた達は何もしないんだ」と言われるまで、「自分から動かないといけない」と気付きません。そこで中1四級のA君と小5五級のA君に長めに基本演練の主座をして貰いましたが。その水準はもう少し高いものであって欲しいレベルでした。

易筋行後半はガチ乱捕りを予定していましたので、なるべく多くの内容を盛り込みたかったですが、序盤の開足中段構での動きでそこそこつまづきます。新入門のSさんも熱心に取り組まれていますが、逆に力みが強く、手足の動きがメインに成ってしまうので、姿勢を正す事や左右対称の動きや体捌きを身に付けるのに時間が掛かりそうですね。「でもまあ、フツ~はそうか」とも思いますが、身体に負担が来ない様な身体操作をどう伝えようか、思案のしどころです。

16時前にK君・Rちゃん兄妹が到着しましたので、7月に少年八級受験を予定しているRちゃんの試験科目に合わせた内容を。Rちゃんに「今、どれぐらいのレベル?」と聞くと、「う~ん、50点くらい?」と答え、「これは、家でも何もやってないな」と感じさせる空気です。そもそも自分に対する厳しさを身に付けるのに時間が掛かりそうなRちゃん。精神的にも肉体的にも、「自分で高める・自分で整える」と言う感覚をどう伝えて行こうか、タイミングや伝え方を工夫しないといけませんね。

「天地拳第一系・単演」を全員で行い、終了30分前の時点で白帯3人はそのまま「天地拳第一系・単演」を行い、色帯組3人は私とガチ乱捕りを。防具を着けるのに10分以上掛ける緊張感の無さでしたが、私が強めに攻撃する1分と私を攻撃する為に動き続ける1分を経験し、全員が涙目です。小4七級のA君は目の前で倒される先輩を観ただけで泣き出していましたが、自分の番が来ても何とかやり切りました。

その間、白帯3人は自分達の練習は止まり「観ているだけ」に成りましたが、ずっと「怖い~!怖い~!」と言っているRちゃんに対し、兄のK君は「自分もこれに挑戦したい」と言う空気を出します。「自分を高めたい」と言う意欲と行動は備えていけそうな雰囲気ですね。また最後に全員で「天地拳第一系・単演」を発表したのですが、トイレに行っていた小4七級のA君が、他の人が並んでいるのを観て、帯も結ばずに走って列に加わりました。入門して2年経つA君が、整列の為に走ったのは初めてですし、誰かに指示されなくても、周りの状況を観て自分が今何をするべきか自分で考えて、それを迅速に行動に移す事を初めて行った瞬間でもあるでしょう。厳しく辛い練習ばかりではとても続けられないでしょうが、時にはこんな刺激もあった方が、何かのきっかけに成るかも知れません。その為にも、今日の私の動きは自分のイメージの20%でしかなかったですので、もっと良い手本が見せられる様に、体調面・精神面共に高め整えて行きたいものです。

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