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Shorinji Kempo

12月20日(土)の修練。「一品持ち寄り忘年会」開催。

本日も、泉田市民館での修練。朝からの雨があがった曇り空の中、鍛錬に励みます。

今日は、修練終了後に「一品持ち寄り忘年会」を開催する日。参座した人達も、何処かこの後を楽しみにしている様な空気を出しています。その前にしっかり鍛錬しておかないといけませんね。

まずは、年明けの「泉田町芸能音楽発表会」での演武の練習を。中3初段のH君と小6三級のA君の組み合わせに私も付き、1構成ずつ練り上げていきます。上手く出来ないと、直ぐにすねたり愚痴をこぼすA君ですが、H君が粘り強く付き合ってレベルアップしていきます。「良い先輩」が後輩を導いていく良い関係だと思います。

14時過ぎに副道院長のNさん・15時過ぎSさんも到着し、一般組演武の習熟に励みます。土曜日にしか合わせをする機会が無い2人ですが、体調や仕事のスケジュールにも留意しつつ、しっかり練り上げて欲しいものです。

一区切り付けられそうな頃合いを見て、16時前に遅めの学科・法話を。「あ・うん」を使用し、開祖語録のページを回し読みしました後に、「人に喜ばれる在り方」を説きました。「先輩」として、或いは先輩に世話をして貰っている「後輩」として。それぞれの人達の今後に、どんな変化が顕れるでしょうか。

17時間際まで易筋行を続け、H君・A君は少年二級試験に向けた習熟もこなします。法形の名前が一致していなかったA君も、H君の世話でレベルを挙げましたので、「三角抜」の後に「巻込小手」をH君に伝えました。ポイントを伝えながら何度か繰り返し、徐々に上達していくH君と投げられているA君。H君の水準に少しでもA君が近付けると良いですね。

修練終了後は、和室に場所を移し「一品持ち寄り忘年会」を。今年はスイミングの為に遅れて出席の小5五級のМちゃんや、塾の為に早上がりする中1五級のK君も含めて、全員が参加してくれました。また小6で休眠した泉田町在住の中2A君や、出席予定ではなかった小6三級のA君の妹のNちゃんが参加したそうにしていたので、急遽残って参加と成りました。

持ち寄られた料理は、おにぎり・フルーツサンド・おでん・唐揚げ・煮込みハンバーグ・餃子・ごちそうサラダ・中華風ビーフン・チョコケーキ・パンナコッタと多岐に渡り、私も牛肩ロースのステーキを焼いて持参しました。土曜日に参座しない人が増えて、年に数回行事の時にしか顔を合わせない人達も増えました。そんな中で1年の労を労い合う場を持てるのは幸せな事でしょう。保護者の方の参加がもっと増えて欲しいものですが、30分ほどの片付けの時間に来て頂く事で、短い時間ですが保護者の方が揃う場にもなりました。それぞれの人が随分楽しそうにしていて、「次の1年も、頑張って良い運営をしよう」と言う意欲が湧く場と成りました。

12月13日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。冷たい空気の冬らしい気候の中、鍛錬に励みます。

いつの間にか12月も中旬に入り、年内の修練も残り数回と言う時期に。専有道場での道院修練も今年最後ですが、少しでも有意義な時間にしたいものです。作務を終え、鎮魂行に進みますが、その際の意識付けや唱和している最中の声の出し方やトーンにも気を配ります。

「あ・うん」を使用しての学科・法話では、少年拳士向けのページを開いて各自の「リーダー歴」を聞いてみます。その上で、それぞれの人のその行動は、何故そうなのかを深掘りして、それぞれの在り方を再確認します。締めには「自分の人生を導いていくのは自分自身。て事は、全ての人がリーダーだよね」との言葉を伝え、日々の修行に対する心構えを整える時間とします。

場を変えて、易筋行を。年明け18日(日)に予定されている「泉田町芸能音楽発表会」の演武披露に向けた習熟を中心に進めます。小中学生の団体演練を全員で行いながら、易筋行に向けたエンジンを温め、組演武の習熟に。各組み合わせのレベルアップを図ります。

今回は中3初段のH君と小6三級のA君の組み合わせをメインに考え、18日午前の少年二級試験・午後からの「泉田町芸能音楽発表会」・そして18日か翌週25日の夜に開催されるであろう、安城の道院の新春法会での演武会への賛助出演をこなして貰う予定です。が、A君が先週は体調不良・今日は家族行事と、高校受験によって参座する日が限定されそうなH君との合わせの機会が、なかなか取れません。そもそも2人は土曜日にしか一緒に練習しないスケジューリングですので、平日夜の修練では私が2人の動きを覚えて、極力相手をする時間を取ろうと思案中です。

今回初の組み合わせでの演武披露と成る副道院長のNさんとSさんも、基本土曜日のみの合わせでしょう。今日の午前中にNさんからLINEで送られて来た演武構成の試案を観て、「長くな~い?」と思いましたので、2人の練習に時折り交ざり、やるのが難しそうなパートは、シンプルな内容に変えて行きます。それでもなかなか簡単ではないですが、少しでも上達しようと汗をかく時間は貴重なものです。私も2人の演武やその習熟の為の時間がより上質なものに成る様に、協力していきたいものです。

中3H君の相手をしたり、小5A君の四級科目の習熟に交ざったり、小2H君の単演を確認したりと、私自身は充実していましたが、本当はもう少し身体を動かしたいところで。足首が痛い・膝が痛いと泣き言を言わずに、易筋行に励みたいですね。締めの気合い出しの前に再度法話を。最近、金剛禅の教えがしっかり浸潤した上で、自分の言葉で法話を綴る事が出来ているなと自画自賛中です。長くなってしまいますし、「流行らない考え方だなぁ」とは思いますが、逆にこんな考え方を大切にして実践・行動出来る人達がいても良いでしょう。教えの浸透や技術の向上を疎かにせず、且つその取り組みに幸福感を抱ける人が増える様に、「伝える人」としての質も少しでも向上していきたいものです。

12月6日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。暖かな日差しの中、鍛錬に励みます。

今年は穏やかな秋が有り、12月に成ってもお昼時はまだまだ暖かい「修練日和」が続きます。そんな「修練日和」に用事やインフルエンザ、二日酔いと欠席者多数。スタートは中3初段のH君とのマンツーマン。15時過ぎに、小2八級のH君が来るであろうかと言う状況でした。

作務の時間に、先週の文化展時の片付けの影響なのか、カーテンのフックが滑らない様に付けられているのに気付き、会議室で打ち合わせをされていた公民館主事さんに確認し、脚立を使って協力して直しました。年明けの「泉田町芸能音楽発表会」への出演も含めて、地区の役員さん達との良好な関係を維持しておく事は、組織としても1人の人間としても重要な事でしょう。

年末年始に2週間弱のお休みがある為、1月の地区合同昇級試験や「泉田町芸能音楽発表会」での演武披露、また年明けに予定している安城の道院の新春法会の演武発表会への賛助出演に向けて、スケジュールがかなり詰まっています。そんな中で演武の構成を作る事が出遅れてしまっていましたので、今日は中3H君と他の人の演武も含めて一緒に考案する事にしました。

1月の試験では小6三級のA君の少年二級受験を予定しており、高校の入試とカブらなければ中3H君に相手をして貰おうと考えていますので、「芸能音楽発表会」も小教区での賛助出演もH君とA君の組み合わせで進めるつもりで、今週木曜日にも修練中にH君と少年二級試験の内容を確認したり、少し演武構成を試したりしていました。今日は当のA君がインフルエンザで休んでしまったので、私がH君の相手をして6構成を考案します。

試験だけなら6個の法形の習熟度を挙げ、順番を覚えるだけで良いのですが、演武披露としては何か物足りないなと思い、H君が掛ける側の時は二段科目や四段科目を交えてみました。私とH君がやるとサッサカサッサカ進み、なかなかカッコ良い構成に。「これ、A君は難しいとか言って、ふて腐れるんじゃないか~?」と言うと、H君も笑っていました。そのまま他の組み合わせの演武も、まずH君に「あなたなら、どうする?」と聞いて、それを2人で動いてみて確認。やる側を交代してお互いの練習にもしていきながら。構成を決めて行きます。ただ、年々身体にガタが来ていますが、投げられて起き上がるという繰り返しの中で、左膝を深く曲げられない状態になり、徐々に足を引きずる様になって来ました。

それ以降は私はほぼ動かず、キックミットを使用しての当身でもH君の突き蹴りをただ受けるだけと成りました(泣)。一発一発の威力も有りますが、それをコンビネーションで複数回やっても威力が落ちない所は、正直私ではもうここまでやれないだろうなと言うレベルまで成長してくれました。進学する高校や入学後の部活動の在り方によっては、少林寺拳法の修行を継続出来ない状況もあり得ますので、いつか何処かで復帰してくれる事も願いつつ、彼と一緒に練習出来る時間を大切にしないといけませんね。その為にも、体調の管理ともう少し動ける状態を構築しておきたいものです。

その後、小2H君が参座してくれましたので、団体演練の内容をやった後は。少年七級科目の習熟を。まだまだ意識して動くと言うレベルでは無いですが、H君に前に立って同じ動きをして貰うと、少し動きが変わって来ます。手本を示している時も、ほぼ観ていない・聞いていないH君ですが、時折り意識しているなと感じさせる時も有りますので、その部分を詰めていくとそこそこ向上していました。

夕方に向けてどんどん気温が下がって来て、1時間だけ暖房を点ける事に。2人のH君との修練の時間も、有って当たり前な時間ではないなと実感する瞬間でした。多くの人に関わって貰える道院にしながらも、それぞれの人にとって有益であり有意義な時間を提供出来る事も心掛けたいとの想いを強くして、帰路に着きました。

11月29日(土)の修練。

本日は、泉田会館での修練。暖かな陽気の中で、鍛錬に励みます。

今日・明日と、泉田市民館では「泉田町文化展」が開催されます。その為、泉田会館で修練を行うのですが、近年は修練の途中で文化展を観覧する時間を取っています。地域行事に参加する事により盛り上げに一役買う事も出来ますし、門信徒や関係者が普段触れる事の無い文化的作品と関わる貴重な時間ともなります。泉田会館に到着した際、役割りで集まられていた組長さん達を見掛けましたので、「後でお邪魔します」と御伝えして、会館の階段を上りました。

今週水曜日に有給休暇で仕事をお休みしたのですが、翌日出勤すると私の机に2本の棒らしき物が。前日の仕事中に拾った先輩が、「そろそろ新しい物が必要かと思って(笑)」と下さったヌンチャクでした(笑)。「世間の少林寺拳法へのイメージって、やっぱりこれだな」と思いつつ、頭に浮かんだのは修練中に「誰が一番上手く回せるか」をやると盛り上がりそうだな~と言う事で。

作務を始め、祭壇の横にヌンチャクを置いておくと、一番乗りの小2八級のH君が早速ヌンチャクに食い付きます。ある程度の回し方を説明してやらせてみると、実に意欲的。「僕より上手に回してるなぁ」と言うと、結局終日ヌンチャクに御執心で。「チョロいもんだぜ(笑)」と微笑ましいですが、直接少林寺拳法と関係無い事でも意欲的に取り組む時間によって集中力を引き出し、それを修行への邁進に繋げる工夫は、常に模索しておきたいものです。

今日の修練も、小5A君の明日の少年五級試験に向けての習熟を中心に。法形や受身の習熟もそこそこ良い感じで進みました。後はA君自身の「より良い自分を体現する」事への意欲と集中度が、どれだけ試験の瞬間に顕わせるかでしょう。これは常々彼に伝えて来ている事ですが、入門して3年半経つA君も最近は行動の質が変わって着ている気がします。

副道院長のNさんが約1カ月ぶりの参座されましたので、法形演練・鎮魂行を経て、隣の泉田会館へ移動します。書道や写真、子供会の絵画を中心に、ミニ列車のジオラマやダカールラリーに出られた方の記録等、ここ数年内容の幅が拡がって来ている気がします。地域行事が廃れていく世相だと思いますが、そこに関わる人の在り方ひとつで、いくらでも空気や流れは変えられるなと感じます。

抹茶やお菓子のメインディッシュを頂いて、小1時間文化展を楽しんでから「自由練習」に。「掛かり稽古」的に攻者を入れ替わりながら、各自の科目・課題の習熟に努めます。小2H君は左右の区別や自分の身体の状態を認識するのには、もう少し時間や本人の意識が必要なレベル。まあ、そんなもんでしょうし、時間を掛けてでも本人に「成長したい」と思わせる関わりをすれば良いだけの話ですね。また、A君に対してはH君にするよりも高いレベル・感覚の説明を自然にしていましたが、時を経て彼もその段階に来ているのだなと感慨深く思います。ラストのターンでは、Nさんにいきなり「突きでも蹴りでも攻撃させて、それを投げ技に持って行ってみましょう」と課題を出しましたが、その前のH君とA君にしていた説明への聞き方が良いのか、それを反映させて上手く投げ技を繰り出していました。この辺りの「物の観方・話の聞き方」を、他の人も参考にして欲しいものです。

市民館の全ての部屋が文化展で使われている為。地区の役員さんが会議の為に数名事前準備にいらっしゃっていましたが、その中で繰り広げられる易筋行は、ある意味専有道場では出来ない公的施設ならではの空間と言えるでしょう。役員さん達が笑顔で小学生を見送って下さる様子に有り難さを感じながら、帰路に着きました。

11月22日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。暖かな陽気の中で、鍛錬に励みます。

11月も中旬を過ぎたのに、車の中では暑さを感じる程の恵まれた陽気。ここ数年、暑い夏が過ぎたと思ったら、直ぐに寒い冬が来て「秋の無い」11月だっただけに、何か穏やかな心持ちにも成れます。

今日も来週に迫った小5六級のA君の少年五級試験に向けた内容にしようと想定。序盤は中3初段のH君・小6三級のA君の先輩2人に相手をして貰い、単演から確認しますが、自分の姿勢や体捌きを細かい部分まで、手本を見せて説明しました。最近話の聞き方が進化しているなと感じさせるA君は、身体操作の勘が良い訳ではありませんが、自分で「こう動こう」と意識して動いていると思える瞬間が増えています。試験のみならず、金剛禅の修行自体がA君自身の成長にプラスに成る可能性を強く感じます。

今日は、座布団を活用しての受身の習熟の時間を長く取りました。恐怖心の強い小5A君は、「前受身」の反復も滞る事が多いのですが、「家で練習して来ないのに、ここに来てやるだけで出来るの?」と言いつつも、「普通の人は、こんな事やれないよなぁ」とも思いますので、少しづつアドバイスを伝えて、練度を挙げていきます。小2八級のH君は、逆に「恐れ」をあまり感じないタイプ。リスクに対する慎重さや失敗に対する反省も無いので、進歩・成長にはそれなりに時間は掛かりますが、「前受身」や「後受身」も恐れずに繰り返していますので、「この子は強く成るかもなぁ」と、思わせてくれます。

受身の練習の前に行った、連盟の会報を使用しての学科・法話では、「開祖語録」のページを回し読みしましたが、「目先の損得」や「効率の良さ」を上手く当てはめて行動する事は得意な面々では無いかも知れませんが、逆に困難さや辛さ・苦しさに負けずに、パッと見で無駄に思える事・社会的に評価されない事・お金儲けに繋がらない事でも、「社会的に必要な事」・「人の援けに成る事」と判断出来たなら、そこに傾注出来る人に育って欲しいと思います。

遅めの鎮魂行を経て、「あ・うん」の技術ページから「小手投」の体験を。小5A君と小2H君は「逆小手もどき」から・中3H君と小6A君はそのまま「逆小手」から始めて、後半は「小手投」まで繋げました。ラスト15分で中3H君の為に柔法の「掛かり稽古」を。3人に「一本背投」をして貰い、「諸手輪抜」~「諸手逆小手」~「諸手巻抜」~「諸手送小手」と進め、「諸手送小手投」と「振捨表投」の説明と手本を軽く済ませ、H君にやって貰いました。反復練習をほとんどしていないのに、簡単な説明でそこそこやれてしまうH君。「大したもんだなぁ」と驚きますし、ここまで成長してくれた事に嬉しさと共に感謝の想いも沸いて来ます。他の3人も、その前に行った「前受身」を上手く取れなかったですが、手を着くタイミングと転がる向きを説明すると、楽しそうに投げられていました。

暖かだった陽気が15時過ぎには徐々に空気も冷たく成り、終了前には陽が沈み始めているこの季節。それだけの長い時間を、年齢も性格・思考も違う人達が、同じ道衣を着て共に向上に励む空間は実に貴重な場だと思いますし、その場に参座してくれる人達にとって、後の人生に有効活用出来る「種」を残していって欲しいと願いながら、帰路に着きました。

 

11月15日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。穏やかで暖かな土曜日の午後に、皆が集まります。

中学校の定期テストや体調不良等での欠席もちらほら。私自身も昨日から若干の風邪気で、久しぶりの穏やかな気候に助けられます。今日は作務や鎮魂行の合間の時間に、「自分の成長を自分でコントロールする事」を軸にして、ちょくちょく法話を挟みました。それぞれにどう届いたかは判りませんが、そこも含めてそれぞれの意識をくすぐっていきたいものです。

「あ・うん」を使用しての学科・法話では、巻頭の女性道院長のページを回し読みします。愛知県の先生も載っていましたが、夏休みの「泉田町盆踊り大会」での演武披露時には、この先生の道院に息子さんを通わせているお母さんが挨拶に来てくれたりします。女性道院長ならではの気配りが記載されていて、大いに刺激に成りますし、逆に私の様な見た目のイカツイ人間は、より以上にきめ細やかな気配り・心配りが必要なのでしょう。と言って、簡単に出来る事ではないでしょうから、一人でそれをやろうとせず、全員で協力してそんな雰囲気を作っていきたいところです。

場を変えて、易筋行を。今日は小5六級のA君の月末の少年五級受験に向けての見極めを行う予定の日。小6三級のA君に相手をして貰い、その間Sさんと小2八級のH君はどうしよう、一緒に五級科目に関連した事をやろうかなと考えて、年末の「一品持ち寄り忘年会」に向けて、12月の市民館の和室の予約等をしている間、小6A君に準備運動と基本演練を御願いしていましたが、その内容が五級試験の予備審査でやろうとしていた事とかなり重なっていました。「なかなか考える様になって来たな」と喜ばしい事です。

小5六級のA君が到着したので、A君2人を前に並ばせ、基本科目のチェックを。Sさん・H君も後ろで同じ内容をやって貰いました。なかなか身体感覚が向上しない小5A君ですが、最近少し自分の状態を点検しながら身体を動かす事が出来る瞬間が増えて来た気がします。ただ今回の学科宿題でも、不備の部分を指摘されてA君自身がやり直すと言っていたのに、指摘されていた事を全く変えずに、同じ内容で提出して来ました。「これ、意味が有るか?」と言われて目を白黒させているA君。もう少し時間が掛かりそうですね。

予備審査を終え、残り2週間の習熟を経て、A君に少年五級を受験しての貰う事に。残りの易筋行の時間を、「あ・うん」の裏表紙の「下受蹴小手投」をやる事にしました。まずは「逆小手もどき」を反復して、バックダウンの投げ技の原理を復習。その後、八相構の状態で中段突を突いた状態を作って貰い、そこから「小手投」に入る練習をしました。

A君2人は、出来ている事出来ていない事を私が再現して見せると、次のターンではそこそこ修正して向上していきました。一方、Sさんは自分の状態を自分で点検する感覚が養われていない事を感じさせるレベル。H君は、練習はやりたがるものの「何をやるのか」と言う事を示す手本やアドバイス・注意点をほぼ「観てない・聞いてない」ので、全く違う事をやろうとします。2人に共通しているのが、自分の次の行動に繋げる物の観方・話の聞き方があまり出来ていない事で、「親子そっくりやなぁ」と微笑ましくもあると言えば言えなくもないですね。

ただ、自分の質を挙げ「自己確立」・「自他共楽」を目指す修行としては、そこら辺りから意識して変えて行く事が必須と言えるでしょう。日々の生活や日常の在り方も含めて、「自己点検」の感覚を養ってこそ、その為に必要な情報を収集する「物の観方・話の聞き方」も出来るのでしょうから、少林寺拳法の「型稽古」を通じて、より質の高い自分を形成して行って貰いたいものです。

 

 

11月1日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。数年ぶりに訪れた秋らしい気候の中、鍛錬に励みます。

今日は、9月から体験入門を続けていた小5女子のRちゃんのお父さんに来て頂き、入門手続きや組織の在り方についての御説明をする予定の日。ただ、有段者から続々と欠席の連絡を頂き、さて説明の時間をどう進めようかと思案します。

その中心になって貰う小6三級のA君も早めに参座してくれましたので、家に忘れてしまった手続きの書類を、「時間が来たらH君と準備運動してて」と伝えて取りに帰ったのですが、正直ダラダラ時間を潰してるんだろうなと想像していました。が、市民館に戻り玄関に向かうと、外にも聞こえて来る号令と気合いの声が。人数は変わらず2人のまま、しっかりとした「基本演練」をしていました。戻る前にA君に「手続きの説明の時は、あなた中心に修練を進めて貰うよ」と伝えていたからでしょうか、「それにしても随分意欲的だなぁ」と驚きます。

小5六級のA君が13時半頃参座の予定でしたので、それまで少年七級と少年二級の科目を進めておくつもりでしたが、体験入門中のRちゃんが到着。先週行った「内受突」と「外受突」の反復に移ります。その後A君も到着し、今日参座予定の全員が揃いましたので、ラストの説明時の内容も考慮して修練を進めます。

頃合いを見て、学科・法話の時間に。「少林寺拳法の目指す人間像」のページの回し読みと、「誓願」の唱和の練習を。自分の目指すものをしっかり意識してこそ、結果に繋がる行動に成ると説きました。Rちゃんは判り易くスイッチが切れる瞬間が度々ありますが、逆に道衣組の先輩達の様に、他事をしたり気を抜いて背中を丸めたりはしないので、良い観方聞き方が出来て進歩が早いだろうなと思います。到着した時も、「自分で準備運動してて」と伝えると、座ってのストレッチ等自分の出来る事をやって、終わったらこちらに来ると言う自発性・積極性も有りますので、この辺りは先輩達も見習って欲しい所です。

小6三級のA君に打棒を任せ、鎮魂行を。小2八級のH君は、鎮魂行に対しては「絶対に手を抜かない」と言う意識を持っているのでしょう。「それを、他の事でも出来たらもっと進歩するのに」と思いますが、まあ、2年後に期待ですね。自ら打棒を打つと申し出たA君は、全く足音をさせずに役目を果たしました。先日面談をした時に「Hと練習するのは楽しい」と言っていたA君。手の掛かるH君との時間を楽しめる度量や「先輩らしい関わりをしよう」と言う意識が備わって来ているのかも知れません。

「自由練習」では4人で組み合わせを代えながら、それぞれに行う内容を指定して、私が離れた時の状態をイメージさせておきます。連絡した時刻にRちゃんのお父さんと妹のNちゃんが来てくれましたが、どうもNちゃんが泣いている様子。お菓子を渡して「座布団で部屋作っても良いよ」と待たせましたが、意外と機嫌を直すのは早いタイプの様で。その後のお父さんのAさんへの説明は、かなり早足だったので適切に出来ましたかどうか。専有道場の地図を用意するのを忘れていたりと、かなりの不備が有りましたし、御両親共に夜勤があったりと送迎が難しいタイミングも有るでしょうから、道院修練の時には私がRちゃんをピックアップして向かったりと、様々工夫して柔軟にサポートしていきたいものです。

説明をしている間、小6A君が中心に修練をまとめ上げ、Rちゃんに「天地拳第一系・単演」を教えてくれたりしていました。また、終了間際に猫耳のカチューシャ?を付けたH君の妹のМちゃんが登場し、走り回ったりみんなと一緒に「天地拳第一系」を練習したりしていると、普段は「やらな~い」と一緒に練習したがらない同学年のNちゃんも、皆の動きを真似て自発的に「天地拳」をやっていました。個性的な面々が「我」を出しつつ、先輩を中心にその場にいる人がお互いに気を配って良い時間・空間を創る。良い雰囲気の修練だったなと思いながら、帰路に着きました。

10月25日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。雨がパラつく天候の中、鍛錬に励みます。

今日は、運動会等で欠席や遅れての参座が想定される日。なので、小5六級のA君の五級試験に向けた内容にするつもりでいましたが、当のA君自体が運動会で1時間程遅れるとの事で。運良く揃った有段者で二段科目の復習を進め始めたところ、すっかり頭から抜けていた体験中のRちゃんが登場。「あら~!どうしよう」と思いましたが、そのままNさん・H君には二段科目の習熟を続けて貰い、Rちゃんは私が相手をしながら、休憩を挟んで二段科目のポイントの伝達としました。

年々、私の修練中の動く量は減って来ており、何とかもう少し取り組み方を変えたいなと、常々考えているのですが、図らずも今日はRちゃんに手本を示し、一緒に動き、相対の相手をし、としていますと、非常にハード。Rちゃんは全然平気で動いていますが、私は二段科目組にアドバイスをしながら、呼吸を整えている様な状態です。その間、Rちゃんには一人で反復して貰っていましたが、その姿を観て、逆に一人で習熟に励む時間に成るかなとも思いました。

1時間を過ぎ、小5六級のA君が参座。Rちゃんと一緒に座布団を敷いて受身の練習から入ります。なかなか身体感覚は向上しないA君ですが、最近は他者とのコミュニケーションで、チャンネルを合わせる事が上達している様と感じます。後は「ビビり」が強くて自分の状態を点検する事を疎かにする瞬間が多いのが、根本的な「課題」とも言えるでしょうか。今日はA君には改めて下半身を中心とした「軸の意識」と、精神的な「恐れ」に負けない事を説きながら、修練を進めました。

学科・法話では、読本の回し読みをしながらRちゃんの為に鎮魂行の「聖句」と「信条」の唱和の練習を。キックミットを使用しての当身で、「直突」、「熊手突」、「手刀切」の練習をした後、打棒の音を聞いて気合いを出す練習も数回繰り返してから、「聖句」と「信条」のみの鎮魂行を。Rちゃんも良い取り組みをしていました。

休憩を挟んで、「自由練習」に。道衣組3人で五級科目の習熟をして貰い、私はRちゃんと暫しの「面談」を。入門したい気持ちが有るか、何故急に「強く成りたい」と言い出したのか等、あれこれ話を聞きましたが、習い事の多さや送迎の手間、修練時間との合わせ方で、正式に入門する事は難しいのかなとも想像していますが、Rちゃん本人は入門したい意志は持ってくれている様です。入門する際の年会費や道衣の費用は、お母さんに預けている「お年玉」から出す様に言われているそうで、「なかなかヘヴィだねぇ」と笑えて来ましたが、一度入門したい事をお父さん・お母さんと話し合う事と、入門許可が出なくても体験を続けて良い事、もし入門させてもらえる事に成ったら、辛さ・苦しさ・痛さ・怖さに負けない様に取り組む事と、支えてくれるお父さん・お母さんへの「感謝」を忘れない様に伝えました。

面談後、16時半であがるRちゃんの相手をNさんにして貰い、今日練習した「内受突」・「外受突」の復習をした貰いました。Nさんも私同様体調を整える事自体大変なはずですが、参座された時はH君の相手をはじめ、ほぼ動き詰めです。「大変だろうなぁ」と他人事の様に観ていましたが、NさんもRちゃんも楽しそうに動いていました。

16時半であがったRちゃんは、迎えにみえたお母さん玄関先で入門したいと伝えた様で、果たしてどうなりますか。どんな状態であれ、どんな顔触れであれ、お互いの事を考えながら、協力して向上を目指し、お互いが「幸福感」を抱ける「理想境」を目指す事には変わりは無いでしょう。そんな在り方を常に心掛けたいものです。

10月18日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。雨が降りそうな湿気の多い空気の中、鍛錬に励みます。

今日の午前中、職場の先輩から「他の方が昨日釣ったサワラが有るので、来れるなら取りに来ないか」との連絡を頂きました。2年半前に転職した会社が隣りの大府市ながら車で6分ほどの所に在るので、喜び勇んで昼休み頃に取りに行きました。元・料理人の先輩が、昼ご飯も食べずにバーナーで炙ってタタキを作っている姿を観て、ふと刈谷北道院の面々にも食べて貰おうかと思い、刺身用の切り身も含めて、少し多めに頂いて帰りました。

帰宅してタタキを一口サイズに切り分けていると、「希望者居ないかな」と思っていた刺身用の切り身にも、Sさん親子と小6三級のA君の家から希望の連絡が到着。せっかくだからと、私が食べるつもりだった切り身もそちらにつぎ込みました。

市民館に到着して作務をしていると、小2八級のH君と共に妹のМちゃんも登場。お母さんのKさんに切り身を渡しながら、Мちゃんに「タタキ食べて」と皿を出すと目が一転集中。何でもМちゃんは刺身が相当好きで、お父さんのSさんが刺身で熱燗を楽しもうとお酒を温めている間に、刺身の3分の2を1人で食べてしまっていたとか。私も切り分けていた時につまみ食いをしましたが、塩気の効いたレアのサワラは、なかなかな逸品。小6三級のA君の妹のNちゃんや、「魚は刺身しか食べられない」と言う小5六級のA君も「美味しいです」と言って食べてくれました。

修練メニューの中心は、来月少年五級を受験する予定のA君の習熟をメインの目的として進めます。開足中段構~レの字~相対と、五級科目の剛法を段階を経て進めましたが、自己点検の感覚の乏しいA君には、指摘をしてもそれに合わせて変える行動自体が発想に無いのかも知れません。「自分で考えて動く」と言う事にかなり苦戦するタイプでもありますので、時折りは「手取り足取り」教えてあげる段階なのかも知れませんね。

相手を代えながら、組み合わせによって少しずつやる内容を変えて行くと、統一された意識の中で段階も加味して習熟に励む事が出来ます。副道院長のNさんと中3初段のH君の組み合わせの時には、二段科目の復習に充て、私も「この時どうするんだっけ?」と思い起こす機会にもなります。また、小5六級のA君の試験の相手に成る可能性もある小6三級のA君も、今日は技術的なアドバイスも的確に行っていました。

学科・法話では、連盟の会報の開祖語録のページを回し読みしました。物の見方や取り組み方を工夫する事」、「人の為に力を尽くし、その行動により喜んでいる人の存在が、自らも幸福にする」的な内容でしたが、今日のサワラの話が実に判り易かったです。釣った魚を他人に振舞う人。他人が釣った魚を残さない為に、他者にコンタクトを取る人。昼休みの時間に、他人が食べるタタキを作る人。それらの人と関わった時に、自分が食べる事だけ考えるのではなく、他の人にも食べて貰える様に取り計らう。他者の喜ぶ顔を観る為に、時間や手間・労力を掛ける事をいとわず、そこに自分の幸せを見出す。私自身がページに書かれている事を実感した一日でした。

法話が長過ぎて鎮魂行をカットし、自由練習に。NさんとH君は二段科目の剛法の確認を行い、A君の少年五級科目の習熟に入るつもりでしたが、16時過ぎに体験中のRちゃんが登場。開足中段構からの突き蹴りの反復をした後、NさんにRちゃんに「横転より起き上がり」や「大車輪」を教えて頂きながら、私は小6三級のA君と面談を。小1の10月に入門したA君も丸5年続けている事に成り、何だかんだ技術レベルは挙がっています。あれこれ話を聞き、「後は、泣き言言ったり不貞腐れたりの時間を無くす事だな。その時間は、あなたは自分のレベルを挙げる為に努力してる訳じゃないし、自分の弱さに負けない強さが欲しいよな」と伝えると、「本当の強さって事?」と、学科・法話で、伝えている事も徐々に伝わっている事も感じます。今日は集中が途切れる瞬間も少なく、後輩の相手をしている時も良い関りをしていました。今後の成長に期待です。

受身の練習をこなしていたRちゃんに、残り10分で「逆小手もどき」を伝えて、人を投げる体験をして貰いました。締めの気合い出しの後にも、Мちゃん・Nちゃんの妹コンビが作務を手伝いに来てくれましたし、Rちゃんの妹のNちゃんも来てくれたので、お菓子を渡せました。皆の楽し気な雰囲気を味わえる幸福を感じながら、帰路に着きました。

 

10月11日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。細かい雨が降り出した空の下、鍛錬に励みます。

今日は専有道場で達磨祭を挙行する日。仕事・テスト週間・部活の試合と、参座出来ない人も多かったですが、実施出来るだけ有り難い事です。出来るだけ段取り良くしようと、先週から学科・法話の時間に達磨に関連するページを回し読みしていましたが、当日は導師法話も含めて「ぶっつけ本番」で。ただ事前に式次第や司会進行の台本をプリントアウトしておかなければいけなかったのですが、家を出る時刻を知らせるアラームが鳴った瞬間、まだプリントしていない事に気付きまして。このまま無しで行こうかとも思いましたが、2年続けて忘れている状況でもありましたので、急いでパソコンを立ち上げ、プリンターの電源を入れて、ファイルの列を修正して5分で用意しました。

何とか準備もし、専有道場で他の人を待たせる事も無く済みましたので、そのまま作務を経て達磨祭へ。釈尊~達磨~開祖の繋がりも含めて、達磨のエピソードを話し、「諦めない・挫けない」達磨の「不撓不屈」の精神を伝えましたが、それぞれの日常に有益な時間に成ったでしょうか。

場を変えて、易筋行を。明日の泉田町の祭礼行事の準備に市民館ホールを御貸ししたので、泉田会館で。小6三級のA君も、会館から参加です。当初は、11月に少年五級を受験予定の小5六級のA君の習熟と、連盟の会報の技術のページを体験しようと「小手抜」から相手を代えて行っていましたが、16時前に体験入門中のRちゃんがお父さんのAさん・妹のNちゃんと来てくれました。

10月の体験入門期間中に土曜日しか参加出来ず、「体験期間を延ばしてもらって良いですよ」と御伝えしているのですが、火曜日・木曜日も習い事が有り、土曜日も家族の予定が多いそうで、「本人はやりたがっている」らしいですが、「これは入門までは至らないかな」と思っていましたが、1カ月ぶりに顔を出してくれましたので、予定を変更して柔法の動きを体験してもらう事にしました。

まずは先回までの復習として、突き蹴りを反復し、キックミットの当身で身体をほぐします。3種類のぬいぐるみを抱えて座布団で「基地」を作っているNちゃんは、相変わらず「やらな~い」と言いますがキックミットを持って「おいで~」と誘うと、突き蹴りをちゃんとやります。手は擦れて痛そうにしますが、蹴りはなかなか良い蹴りです。

段階を分けて、「掴みに来た相手から、移動して避ける」~「掴ませて、反対側の手で打って抜く」を相手を代えながら繰り返し、ラストはランダムに攻撃してくる相手から守って抜く「運用法」を。AさんもRちゃんも楽しそうに取り組んでくれます。途中何度かNちゃんを呼び、キックミットを蹴らせながら修練を締めくくりました。Rちゃんは動きの良さもあるので入門して貰いたいとも思いますが、時間のやりくりや送迎の確保が難しそうなら、親子で参加してくれている事もあり、逆に「入門していない人の関わり」として充実させる方向に切り替えても良いなとも思います。

お迎えに来た小6三級のA君の妹のNちゃんに、「あなたと同い年だし、来年同じ学校だから自己紹介したら」とRちゃん・Nちゃんに伝えたら、恥ずかしそうにしながらその後走り回っていました。作務終了後に見送りに行くと、「見て~」と自分で作ったおもちゃ等を見せてくれましたが、取り敢えず来られそうな時に来たいと思って貰える様な関わりを繋げておこうと思います。