2月4日(土)の修練。

本日は専有道場でスタート。12月に中拳士参段に合格したNさんの允可状授与と、御祝いの道院からの帯の贈呈も行いました。

「試験当日の感想と今後の抱負」も語って頂きましたが、「しっかりした事を考えていらっしゃる」と嬉しく思う内容でした。

場を変えて、易筋行を。「義和拳第一系単演」・「義和拳第二系単演」をやった後に、「義和拳第一系相対」を。前後の重心移動や運歩を意識した上での攻防のやり取りの習熟の為には、「義和拳第一系相対」が一番判り易いなあと思い、割りと頻繁に行っています。

その後、少年三級科目・二級科目の「両手巻抜」と「混天一」を全員で行いました。「寄抜」から派生する数多くの法形は、一般でも有段者でも繰り返し練習する必要の有るものが多く有ります。また両手で、或いは両手を掴みに来る柔法は、間合いの考察の面でも重要なものが多そうです。

また先週辺りから、その日練習した法形を二つ組み合わせて行う「プチ演武」的な時間も取るのですが、一つの法形だけで終えるより体勢や構えの確認や連絡変化の練習にはプラスに成りそうです。

易筋行のラストは、小学生は「二段抜」・一般は先週も行った「小手投」の復習を。

1週間前の日曜日に地区昇級試験が行われたんですが、受験者が小学生1名しか居なかった事もあり、「道院長のみの技術研修会をやらないか」と提案が出され、7名が参加した中で行われました。これまで刈谷・安城・碧南の西三河第五教区はあまり連携が取られていなかったんですが、地区昇級試験をきっかけにかなり良い流れが出来て来ている気がします。その場では殻に閉じ籠る人はおらず、お互いが苦手としている動きを練習し合う良い雰囲気の中で、私も五段受験に向けた確認も含めて気持ち良い汗をかけたのですが、どうやら西三河第五教区は痛~い技を掛ける「武闘派」が多かった様で、2000年に入門して「崩し中心」の法形に馴染みが深い私としては、久々に激痛で脂汗をかく実に刺激的な空間でもありました(笑)

その時にも行った「手首を捻じ切られる様な小手投」は今日は行いませんでしたが、「理」プラス「極め」を意識した練習を行った後に、RちゃんI君は「天地拳第三系相対」~「逆小手」・NさんKさんは「天地拳第三系相対」~「小手投」のプチ演武を締めに披露して、「お茶の時間」と致しました。

 

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