2月12日(日)、2月度道院修練(一般のみ)。

本日は専有道場で一般のみの易筋行。愛教大のKさんが「すっかり忘れてました」との事で参座されなかったので(笑)、Nさんとマンツーマンでの修練となりました。Nさんには来週日曜にも私の五段受験に向けての「自主練」の相手をして頂く予定でしたので、今日は四段・五段科目を中心に進めていく事にして、来週の「自主練」にはKさんにも参加して頂いて、級の科目や二段科目も含めて行う事にしました。

四段科目の「熊手返」の片手と両手から始めたんですが、先月末の地区昇級試験時の技術研修会で「熊手返(片手)」に「コの字」の攻めと「S字」の攻めの二種有る事を教わり、その「S字」の攻めを使って「熊手返(両手)」をやるんだったと思い出しました。科目表のその下にある「送合掌(二種)」もほぼほぼ攻め方が同じだったので、この並びで出て来るのはその為かなと再発見です。

「合掌逆小手」をやった後に、同じ様なエグい法形である「合掌突落」をやり、その並びにある「合掌丁字」、「合掌片手投」を行いました。連盟から出されたDVDにも同じ形から始まる法形の関連させた修練の在り方が説かれていましたが、科目表の並びもそれがやり易くなっている様で、自分の出来ない動き・苦手な感覚が発見し易くなっている気がします。

ラストの小1時間は五段科目の点検をさせて貰いました。暫くやっていないと「あれ?」と動きに迷う状態になってしまいますし、そもそももっと習熟する為にもっと繰り返しやっておかないといけないレベルなんですが、普段の修練時にはなかなかその時間を取れないでいます。

今回Nさんとマンツーマンでやれたお陰で随分点検が捗りましたが、Nさんは基本が出来てるので一つ一つの動きや「理」の理解度が実に高く、昨年12月に中拳士参段に合格したばかりですが、四段・五段科目もボチボチこなしています。その事自体に驚きますし、逆に級の科目や初二段の科目をしっかりやっていれば三段・四段・五段と上がっても本筋は一緒なんだなと、改めて思います。質の良い練習相手の重要さと共に、お互い高め合う修練の在り方の大切さも改めて実感しました。

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