10月28日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。2週続けて台風が近付いている様で、あいにくの雨。欠席者が多かったんですが、少年野球が休みになってR君R君兄弟が参座してくれたので、皆で協力して鍛錬に励みます。

今日は、開足中段構での順・逆と逆・順の振身の区別を全員に理解して貰うつもりで修練メニューを構成しようとしていたんですが、やはり個々の理解度に差が有って、皆が思う様な動きをしてくれる訳ではありません。そんな中でも、「どうすれば出来る様に成るか」を工夫して工夫して修練を進める事は有意義でしょうし、その過程で先輩には「先輩らしさ」を発揮して貰う機会を設ければ、それはそれで貴重な時間となります。今日はMちゃんに前に出て貰い、皆に背を向けた状態で突き蹴りの反復を行いました。私が主座を務めている時は、皆の方を向いていないといけませんから、振身を逆にして鏡に映した様な形で行うんですが、逆に背中を観て真似る方が理解し易い人もいるかも知れません。あれこれ試してやって行きたいものです。

法形演練で白帯達に正対構での上受突をやらせたかったので、基本演練の最後に間合いを離して相対で行いました。当たる間合いだと、緊張して手足しか動かせない人も多いので、動きを身体で理解出来るまでは離れた間合いで行うのも有効でしょう。

学科・法話では、「自己確立」と「自他共楽」に対する少年読本と一般読本の書かれ方の違いを読み比べ、法形演練・鎮魂行へ。今日は、自由練習の時間に年4回の割り当てのある泉田会館の清掃を行いたかったので、前半30分で白帯組は「横転より起き上がり」と開退しながらの下受の復習・茶帯組は逆小手や二級科目の習熟に当てました。

後半30分の泉田会館の清掃も意外に皆しっかりと行い、サボろうとする人間が少なったのが嬉しい驚きです。泉田会館が使用出来なかったら、修練を行う事自体がかなり大変になる事を皆に説明し、改めて「感謝」の想いを抱く事とその想いを行動で顕すことの大切さを伝えて、「お茶の時間」といたしました。

 

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