11月4日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。市民館に向かう車中でも汗ばんで来そうなくらい暖かな気候の中、鍛錬に励みます。

今日は、基本演練で白帯達に順・逆の動きと逆・順の動きの区別をしっかり頭で理解し身体で覚える&それを茶帯が相対演練で支える時間を作りたく、整列時の並びからウォーミングアップの内容まであれこれ試してやってみました。週1回しか参座しない子や開足中段構での連の動きを理解出来ていない子もいる中で、そこそこ効果を上げた気がします。学科・法話では、ここのところ続けて読んでいる「自己確立」と「自他共楽」のページを。続けて読んでいると理解度も上がって来る様で、開祖が「人造り」の為に少林寺拳法を創始した事と、「どんな人間を育てたかったのか」を皆解って来ている様です。

法形演練では白帯達は「天地拳第一系」の3の鈎突を。スピードを落としてゆっくり丁寧に反復する事で、形を丁寧に覚えて貰おうと試みますが、小学校2年生くらいの体格・筋力ですと、姿勢を維持する事がまだ困難である様で、なかなか正確には伝わりません。それでも繰り返し行う事で、やはり時間が経てば変化・成長していますから、粘り強く行いたいものです。

鎮魂行を経て、自由練習に。白帯達は今日行った事を総ざらいして復習。茶帯・黒帯組は「片手押抜」と木曜日にRちゃんMちゃんに伝授した「小手巻返」モドキを。「小手巻返」の投げの原理だけを取り出して行ったんですが、意外にも二人共あっさり体得したので今日は少年三級のI君にも覚えて貰いました。当初は初めてやった「片手押抜」にも「小手巻返」モドキにも戸惑っていましたが、ホワイトボードを使用しての説明を加えたりと、何度か止めて練習するうちにそこそこ出来る様になって来ました。

片や正対構からの「内受突」の裏・表と「上受突」の裏・表に飽きて来た10月入門の小4女子のMちゃんが、「レの字でやりた~い!K達にも教えたら」と言い出したので、残り10分で単独での運歩・体捌・受け手・反撃と攻者の上段逆突を練習して、いざレの字での「内受突」の裏を。ようやく正対構からの振身と受け手・反撃を覚えた小2男子のK君・K君にはちょっと早いかと思いましたが、こちらも意外にこなせていました。左右が変わると運歩の方向や受け手で混乱する事が多い様ですが、傾向が掴めて来れば、必要な説明や反復する内容がより明確に見えて来ます。これを早く頑張って修練に励んでいてくれる皆のレベルアップに繋げて行きたいものです。

 

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