5月26日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。予報よりも暑さは高くないものの、迫って来る様な湿気に苦しみながらも鍛錬に励みます。

今日も、都合の付く人からパラパラと集まり始め、作務から始めます。先週火曜日は、その前に使われていた方達の影響なのか、ホールの床に木くず?が多数落ちていて、練習中に痛がる人が続出する有り様。今日は念入りに掃除機を掛けます。体験中のKさんも、早めに来て作務も丁寧にやって下さいます。今日は、金曜日の昼勤に引き続いての夜勤を朝5時に終了して、帰宅してそのまま寝ずに参座して下さったとの事で、30時間近く寝てない状態での修練。ウォーミングアップから、しっかり汗をかいてくれています。寒い季節はマイナス20度以下になる事もザラだという北海道から、ジメジメした不快な夏で有名な愛知県にいらっしゃった事で、この夏は乗り切るだけでも大変だと思いますが、まずは仕事をしっかりこなした上で、技術レベルアップにも励んで頂きたいものです。

今日も基本演練を始める前に、構え方や突き方のポイントや、膝の使い方や脇の締め方を説明しましたが、熱心に聞いて下さいます。それまでに積み上げたものや、そこに対する自負もあるでしょうし、身体に染みついた動きもあるでしょうから、そこを否定せずに、そこに更に積み上げられる感じの伝え方を心掛けたいものです。

今日は、明日の地区合同昇級試験受験者の最終調整を~と考えていたのですが、少年八級を受験する二人が、用事や昼寝で揃って参座が遅れたので、逆に少年二級を受験するI君とマンツーマンで最終チェックをする時間を取れました。人が増えてくれた事で、逆に一人一人と手を取り合って練習する時間を取り難くなる事が、悩ましい面でもあります。その事で起きるレベルの低下を、ただそのまま受け入れるのも面白くないので、何らかのやり方で抗ってみたいものです。先日あるヒントから、「この時間を取れば良いのか」という発見をしましたので、そんな在り方をして、それぞれの人達に合わせた向き合い方をしていきたいものです。それをやってレベルを上げられないなら、「それはもうしょうがない」と諦めも言い訳も出来ますし(笑)。

鎮魂行を始める前に、遅れていたK君・K君が相次いで到着。そして自由練習に入って暫くして、K君の姉のMちゃんが寝起き直後の顔で到着。自由練習は50分を二つに分け、前半は私が八級受験の二人の最終チェック・MちゃんI君で、I君の二級科目の習熟・NさんKさんで級科目の復習・残りの人達で、「天地拳第一系単演」をお互いでチェック。後半は引き続きI君をMちゃんに任せ、Nさんに残りの小学生を全員みて頂き、私は体験中のKさんと、「竜王拳第一系相対」から「逆小手」の流れで練習。私の肩の痛みの影響で、「裏固」は無しにしましたが、鈎手守法の取り方やポジション取りや投げの際の体捌きにポイントを置き、復習。Kさんも、それまでのやり方との違いや意識の持ち方に戸惑いながらも、熱心に取り組んで下さいましたし、私自身Kさんの体格・筋力に負けない技術を心掛けて修練に励める、貴重な時間となりました。お互い蒸し暑さに苦しみながらも、何度も手首の汗を拭きとって、守法の確認をし、「お茶の時間」に10分入っても「もう少し」・「もう1回」と切り上げられず、I君から「もう時間だよ!」と催促される始末(笑)。最後に、「突きが嫌い!」と言っていつも手を抜くMちゃんにキックミットを突かせ、「お茶の時間」に。先週、土日月と東京ディズニーシーに家族で行ったという、4月入門のI君からの人形焼のお土産を皆で頂き、充実した鍛錬の時間を終えました。

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