9月29日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。迫り来る台風に恐れおののきながら、鍛錬に励みます。

元々今日は、近隣にある3つの小学校全てで運動会が行われる日でして、その上豊田大会も開催されるので、保護者のNさんだけでなく、W先生とHさんも欠席される予定だったので、修練をお休みにするか、日勤+夜勤明けのKさんとマンツーマン練習にするか、思案に暮れていました。Kさんはマンツーマン練習を希望されてましたが、結果として3校共に運動会が中止になり、代替授業での出校となって、遅れながらも参座出来る事になりましたので、通常の修練を行う事にしました。Kさんは職場が繁忙期の為、夜勤を終えた後にそのまま日勤を行う事になり、結局欠席。最初に参座した小3のK君の顔を見るまで、一人で30分程作務を行っていました。ホールのカーペットに念入りに掃除機を掛けながら、普段これをなかなかやれていない事を反省しつつ、それを他の人がやってくれる在籍状況に感謝しつつ、でした。

パラパラと集まりつつある小学生達に、掃除機の掛け方や、10月入門予定のS君と一緒に帯の結び方をレクチャーしていて、易筋行が始まったのは、結局1時間後。S君にも出来る練習からという事で、まずは上段突の膝の使い方を伝えた後に、足を寄せて中段突。その足の寄せ方を応用しての上受と、短くなった基本演練をフルに使います。

学科・法話では、先日の地区昇級試験での考試員の先生の御言葉にも絡めて、「気合・気勢」のページを。新しくなった少年読本のこのページの写真が、実は考試員の先生の門下生だったりしまして、昨年度末3月の地区昇級試験で、写っている3年後の彼が試験を受け、私が考試員を務めた縁もあって気が付いたのですが(笑)。今回受験し合格した3人共に、あれこれ不備は噴出したのですが、それぞれに収穫はあった様です。特に少年六級に合格したKちゃんは、気持ちを集中させて取り組む事の大切さと、気合はただ大きな声を出しているだけでなく、集中力の無い人間には出せない事が、解り掛けている様に思います。

法形演練では、引き続き上受の確認を、相対で間合いを空けた状態と、当たる間合いでの両方で行いました。相対になると、なかなか自分のペースでは動けませんが、雑にならずに丁寧な練り上げを出来る人間も見受けられますし、何より皆テンションが上がります。

鎮魂行後の自由練習では、Nさんに西三河大会に単演で出場するI君と、同級生でもあるS君の基本の突き蹴りを指導して頂き、私が白黄帯組の大会の組演武の指導をしながら、Rちゃん・R君姉弟のやる「片手押抜」と「小手巻返」の原理の習熟を見つつ、Nさんにも交代で見て頂く流れとなりました。それぞれの人間が万全の動きをしている訳ではありませんが、少しずつでも進歩している様に思いますし、それを仲間と協力してやれているとしたら、それが一番だなと思いながら、「お茶の時間」と致しました。

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