10月20日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。風は強く涼しいながらも、穏やかな気温と陽射しに恵まれた中、鍛錬に励みます。

今日も欠席者・遅れての参座者が多数で、大会の組演武の組み合わせも難しい状態でしたが、序盤は10月入門のS君・H君に天地拳第一系を練習して貰う為に、外受を初練習。その後、相対でこれまで習った4種類の受けの受け手の使い方の習熟を図ろうとしたのですが、相対になると、やはり進みが遅くなるもの。何とか内受と外受の2種類をこなすのが精一杯でした。

基本演練中に私の携帯電話が鳴り、出られなかったものの番号を確認したら、未登録の刈谷市の局番からの御電話でした。先週の泉田会館での修練の帰りに、市民館で翌日の神社の祭礼の準備にみえてた厄年の方から、「見学って、いつ来ても良いんですか?小1の息子がいるんですけど」と聞いて頂きましたので、「いつでもどうぞ~!」とお答えしていた事もあり、その方からの電話だったのかなと思っていたら、基本演練の途中に親子連れの見学希望者がいらっしゃいました。が、泉田町在住ではなく、少し離れた所からの見学者で、本山の公式サイトを観て、いらっしゃったそうです。見学出来る時間を伺ったら、「いつまででも」との答えでしたので、「こりゃ、体験もしたがってるな」と思い、「もし良かったら、少し一緒に動きます?」と聞いたところ、お母さんに聞かれた小3の息子さんが、満面の笑みで頷いていました。今日は、大会での演武の練習がほとんど出来ていない中2女子のRちゃんMちゃんが、地元の祭礼の前夜祭でお囃子をやるとの事で、15時半で早上がりする予定だったので、「ちょっと大会が近くて、詰めて練習したいので、15時半からで良いですかね?」と御願いして、暫く見学して貰いました。

法形演練では演武練習を中心に進めたのですが、小中学生含めてダラけた状態で締まりの無い雰囲気。遅れて一緒に見学されたお父さんも本人も、若干「こんなにダラダラしてるの?」と戸惑っている空気を出されてましたが、鎮魂行に移って雰囲気が一変した事により、見る姿勢にも緊張感が出ていました。

鎮魂行後の自由練習では、Nさんに大会出場組を見て頂き、私はS君・H君と見学者のK君と、逆突と逆蹴の反復を。まずは突き蹴りを繰り返しやりながら、時折キックミットへの当身を挟みます。体験のK君も気合を出すのは苦手の様ですが、笑顔で突き蹴りを繰り返します。最終的には間合いを離した相手の攻撃を避けて、蹴り返しを行う「転身蹴」チックな練習まで進めました。小1時間の体験でやる気になってくれたかは判りませんが、常に笑顔で楽しそうに取り組んでくれましたし、一緒に練習していた私も幸せな汗をかけました。

 

 

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