12月22日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。昨夜から降り続く雨が一息付いた頃から皆が集い始め、鍛錬に励みます。

今日が、年内の刈谷北道院の修練は最終日。修練終了後には「一品持ち寄り忘年会」を行う予定で、出席予定者の皆さんと料理の内容等のすり合わせをして来たのですが、水曜日からの3日間で、インフルエンザやその他の都合により大人3人・小中学生5人の出席がキャンセルされる羽目に(泣)。そんな中でも、雨の影響で少年野球の試合が中止になって、R君・R君兄弟が参座してくれた事もあり、賑やかな修練となりました。

今日は修練後に忘年会がある事もあり、「お茶の時間」を取らないつもりでいたので、後半の「自由練習」の時間を長めに取り、法形演練に時間に、延び延びになっていた泉田会館の清掃を行う事を予定して進めました。基本演練では、運歩や突き・蹴り・受け、体捌きの反復を、単独の動きと相対で練習。一つのパターンを反復しやすいように入れ替えて行ったのですが、繰り返しやすいパターンを作る事で、やれていない動きやポイントを洗い出しやすくなる気がします。法形の動きを覚えつつ、身体操作を練り上げるパターンを造り出す事が出来そうだなと、ヒントを見付けられる修練だった様に思います。

学科・法話を終えた後に、隣接する泉田会館に移動して清掃を。皆が割とテキパキ動いてくれました。今年は、普段私達が修練の前後に清掃をしている事を御存知の公民館長さんの御厚意で、清掃の割り当てが1日も無かったんですが、それが当たり前になってしまうと、いざ清掃の割り当てが復活した時に、皆がやれなくなってしまっていてはいけませんので、3ヶ月に1度はやろうと考えています。今回は能率良く清掃を終えられたものの、予定より15分オーバーしての撤収。それでもしっかりした清掃を皆がやってくれた事に、満足感満載です。

鎮魂行後の自由練習では、W先生とHさんは明日の松平スポーツ少年団支部の「成果発表会」に向けての演武練習。中2女子のMちゃんは、初段科目の残り3つを練習。他の小学生達は、1月の「芸能音楽発表会」に向けての習熟の時間です。それぞれがなかなかに充実していましたし、私もリラックスしていたのにも関わらず、それぞれのグループに対して、適度なアドバイスを出来た様に思います。

修練終了後は、お待ちかねの「一品持ち寄り忘年会」。各家庭から用意された「逸品」を皆で楽しみます。会の前には、小中学生達に「大人の人達に、『今年も有難うございました』って言いながら、御酌をするんだよ」と伝えたのですが、予想通り「それってパワハラだよ~!」との声が。昨今の世相の流れではそうでしょうが、「武道」を教わっていて、礼儀や目上への接し方を学べなくては、保護者の方からしたら不足感を抱くというものでしょう。少林寺拳法の良さである「横の繋がり」を大切にしつつも、「縦の繋がり」の意義を理解出来る様にしてあげてこそ、社会に役立つ人材育成というもの。そんな話を会に出席して下さった保護者の皆さんに話していて、その頷き方でそれぞれの方の考え方や求めるものが見えてきた気がしますし、今後の道院への関わり方にも、光明が射していた気がします。当の小学生達も「やりたくな~い」と言いつつも、最終的には全員がやってくれましたし、我が子が他の保護者の方に、自己紹介をしながら「来年も宜しくお願いします」と御酌をしている姿を、嬉しそうに見ているお父さん達の眼差しを見て、「良い会になってくれたかな」と思います。その意義を文句を言いながらも理解してくれている小中学生達の姿に、私自身も嬉しくなりました。

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