1月20日(日)、1月度道院修練(一般のみの易筋行)。

本日は、専有道場で一般のみの易筋行。昨日は、私の出勤日により通常の修練をお休みしたので、その翌日に日程を調整し、Nさん・W先生・Hさんと、先週土曜日に引き続いて出稽古に来て下さったRさんと共に、技術の探究に励みます。

実は、昨日の出勤日に携帯電話を自宅に忘れていまして。終日、「携帯を不携帯」の状態で過ごしていたのですが、帰宅しても携帯電話が見当たりません。いつもウエストポーチに入れて持ち運びをしているのですが、自宅から駐車場までの間にも落ちてはいませんでしたし、「忘れた」と思っていて職場のロッカーに落としていたのでなければ、何処にあるのか想像すら出来ません。週明けに成らないと職場の確認も出来ませんが、丸1日以上携帯電話が無いと、他の方と連絡を取る事も出来ず、その他の事務作業にも滞りが出て来てしまい、普段如何に携帯に依存しているかを実感します。

今日の道院修練の開催は、パソコンメールで確認出来ましたが、参加メンバーの確認は取れていませんでしたが、先週に引き続きRさんが来て下さるだろうと想定していたので、そのイメージ通り「外受突」・「上受突」・「打上突」の復習を。後ろ足の絞りや軸の意識・順突や逆突の身体の使い方を意識しながら行うと、簡単な様で級科目もなかなかに難しいもの。また自分の身体操作だけでなく、相手との間合いや向き合い方によって、時間・空間のコントロールや、力のやり取りのやり方が変わって来ます。その辺りを意識していると、剛法と柔法の共通点も多く見えて来て、更に技術が面白くなって来ます。

W先生のリクエストで、3月の四段受験に向けて「前腕固」・「後腕固」・「三角固」の確認をしようと思ったのですが、私自身が全く思い出せません(泣)。普段からの精進が不足している証ですが、また詳しい方に教わりに行こうと思います。金剛拳の確認は先延ばしにして、「逆小手」から「龍投」・「逆手投」の復習を。私のクセで、原理・拳理を意識していると、法形ごとの特徴や特性を疎かにしてしまいがちです。ただ原理を意識して身体を動かした方が、技術の進歩はしやすいだろうとは思いますので、全体像をしっかりイメージしつつ、細かい部分も丁寧に大切に練り上げていきたいものです。

思い付きであれこれ法形を拾い出し、「腕巻」や「小手巻返」の復習から波及する固めの体捌きの確認を。最後には突きを完成させた状態で、末端の筋力ではなく、「身体の中心に力を込めて突く」イメージを体感。説明していた私自身、端から見ていて「これ、何やってるんだ?」と思う不思議な時間・空間でしたが、その場に集まった人達がお互いの進歩を考えながら、協力し合って鍛錬に励む事自体が貴重だと思いますし、それがそれぞれの人生にとって有意義な刺激になってくれる事を願うばかりです。

 

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