3月23日(土)の修練。

本日は、専有道場でスタート。昨夜からぶり返してきた寒さにおののきながらも、徐々に人が集います。

今週は体調不良で欠席する人が多くいましたが、今日も気管支炎や風邪等での欠席者が多数。それでも日曜日に本山での試験を終え、正拳士四段になって参座されたW先生とHさん。3日前に小学校の卒業式を終えたR君・I君が参座してくれたので、学年が高めな集まりとなりました。

学科・法話の時間では、あ・うんを使用して。愛知県の道院長の方が載せられたページや、開祖の言葉のページを読み、「感謝」を忘れない事・周囲の手本となれる在り方を心掛ける事・苦しい事や辛い事も、自分の受け止め方次第で如何様にも変えられる事を話しました。自分が幸せになれるかどうかは、自分の在り方や受け止め方次第。今日の修練が、その感覚をつかむきっかけに成ってくれればと思います。

場を変えて、易筋行を。体験中のMちゃんが明日の珠算の検定に備えて欠席されたので、少し高めの水準に合わせての修練を。今週ずっと行ってきた、五級科目の「上受蹴」に繋がる練習を中心に行いました。これは小5女子のKちゃんの為に行った様なものですが、意識・意欲がボヤけがちなKちゃんも、Mちゃん・Rちゃんの高いレベルでの准拳士初段合格や、体験中のMちゃんという「年下女子の後輩」の存在が刺激になっているのか、最近の順突を区切っての練習や、ボディ・プロテクターを着用しての運用法でも、行った後の動きが確実に上達しています。また、来週の地区合同昇級試験での、少年六級の相手を御願いし、「あなたが先輩として、しっかりI君を引っ張って行って」と話したところ、珍しく意欲的に動いています。今日も「上受蹴(裏)」のややこしい説明でも、いつもなら混乱しがちなところを、確実にポイントを掴んでいました。このまま、着実な進歩をして欲しいものです。

基本演練を終えた後に、小6茶帯のI君・R君を呼び、暫しの「面談」を。4月から中学生に成る二人に、1年後の准拳士初段受験を目指しての今後の取り組みに対して、しっかりと心構えを整える様に話しました。如何に周囲からの支えがあろうとも、意味や意義を高めて行く為には、本人の意識・意欲が不可欠でしょう。是非、良い修行にして欲しいものです。

易筋行後半は、来週の地区昇級試験組と、茶帯以上の組とに分け、茶帯以上はNさんを中心に、「逆小手」の復習や「小手巻返」に繋がる原理の習熟を。今週風邪で体調を崩されていたNさんも、准拳士初段に向けてスタートを切った、我が子との練習は楽しそうです。全修練終了後には、帰ろうとしていて、W先生とHさんと今回の特昇を終えての話に花が咲きます。御二人共に、今回の受験で多くの気付きや手応えが有った様で、「良い財産となりそうだな」と、その姿を見ているだけでも嬉しくなります。気付けば小1時間の時が過ぎ、「このメンバーで、良い修行の空間を創ろう」と、新たな意欲を沸かせて帰路に着きました。

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