1月19日(日)、「昇段試験用特訓」。

本日は、月1の専有道場での「一般のみの易筋行」に差し替えて、3月の昇段受験者の為の特別練習会を、泉田市民館で行いました。

今日はR君が部活動の試合でお休みでしたが、NさんとI君、そしてW先生とHさんに連れられて、松平スポーツ少年団支部のNちゃんが参加してくれました。NちゃんもR君I君と同じ3月8日に、少年初段を受験するので、この機会を少しでもレベルアップに活かして欲しいものです。

今日は当初、I君の法形の習熟度を挙げる事をメインの目的としていましたが、せっかくNちゃんも来てくれた事もあり、単演や受身等、同じ内容でやれそうなメニューは一緒に行い、親睦も深める事にしました。単演や受身に思いの外、時間を費やしてしまいましたが、休憩中のピザでの軽食も含めて、参加した皆が楽しめる様な雰囲気には成りました。

少年初段の受験内容には運用法は有りませんが、中学生以降の事も視野に入れて、Nちゃんにも運用法を経験させておきたいという、W先生達の意向もあり、ラスト30分を運用法に当て、それまでの時間をそれぞれの習熟に当てる事にしました。中学生になって以降のI君は、それまで覚えた技術をほとんど忘れて参座する傾向が強くなってしまい、試験前にはかなり時間を必要とする様になっています。また上手く出来ないと、ふて腐れてテンションを下げるという、小学1年生での入門以来の、変わらない癖はそのままで、今日もなかなかに苦戦しました。それでも、少しずつでも進歩はしてくれていますので、残り1ヶ月半の間で、より良いサポートをしておきたいものです。

特訓のラストは運用法で。中学生の運用法は中段攻撃のみですが、NさんにI君の相手をして頂き、ほぼ制限無しで、守者側の動きを反復します。「守主攻従」という少林寺拳法の特徴はあるものの、「待ち」の姿勢で防御を行うと、反撃のタイミングはほぼありません。ビビッて腰の引ける傾向の強いI君には、試験合格云々ではなく、胆力も養っておいて欲しいもの。Nさんの容赦無い攻撃にさらされて、どんどんテンションを下げるI君ですが、段階やパターンを区切って練習を進めると、徐々に反応や心構えが良くなって来ます。過度な負担には成らない様に配慮しつつ、人生にとって意味の有る初段合格に少しでも近づける様にとの思いを深くして、昇段試験用の特訓を切り上げました。

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