6月6日(土)の修練。

コロナウイルスに関連する「緊急事態宣言」により、3ヶ月程修練形態に変化が有りましたが、6月より「集会」での修練を再開し、本日も午後より泉田市民館で修練を行いました。

感染防止の為に、「3密」を避けた修練方式を意識していかなければいけませんが、ふと考えてみると、以前の修練から普通に2mの間隔が空いてしまう「過疎」状態だった訳で、そちらの方が余程大きな問題と言えそうです。

とは言うものの、感染してはいけませんから、密接しなくても出来る様な練習方法の考案や、受身や足刀蹴の様に、あまりやれていなかった部分を強化する期間として、有効活用していきたいものです。

今日は6月の第一土曜日という事もあり、毎年6月から開始している泉田子供会さんを対象とした「少林寺拳法体験会」もスタートです。子供会行事も軒並み中止になっており、「マスク着用や、参加前・終了後の体温測定をして頂けるなら」との「条件付き」でも、役員さんから「是非、開催して下さい」と言って頂けました。今日は、3月まで体験入門していて、4月から最寄りの小学校に転校して来たS君・Sちゃん兄妹が1番乗りで参加してくれました。

4月に入門には至らなかった2人ですが、「体験会」だけでも参加してくれるなら有り難い事ですし、この2ヶ月程行ってきた「通信教育」の様な修練の在り方からヒントを受け、週1回しか参座出来なくても、入門・進歩して頂ける様なサポートの方法も、イメージ出来ましたので、今日は事前に二人の為に、7月の体験会までの「自主練習メニュー」を作成して、渡しました。

「次来てくれる時まで何もやらないと、次も今日やった事の復習だけで終わっちゃうでしょ。これをやって来てくれたら、次はもっと高度な事をやってもらえるから」と伝えると、目を輝かして身体を動かしていました。3月の時には、やや難しい事・出来ない事に対する「恐れ」が強かったS君ですが、今日は「学科・法話」の時間の前に、座布団を使用しての腰の立て方を皆でやり、「動いていない時ほど、自分の姿勢に気を付けて」と伝えると、姿勢を整えようという意識が、最後まで持続していました。3月までにやっていた突き蹴りや、「転身蹴」に繋がる動きを復習し、鎮魂行で体験会を締めましたが、はたして次回の体験会までに、自主練をやってくれるでしょうか。

15時半からは、入門している人を対象に、各自の動きを高める練習を。2ヶ月ぶりの「集会」での修練を1週間掛けて慣らして来ましたので、徐々にながらペースを挙げて行きたいところです。暫くは「お茶の時間」は控える事にしましたが、作務を終え、皆にお菓子を配って、久々の土曜日昼間の修練を切り上げました。

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