6月13日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。梅雨入りし、時折激しく打ち付ける雨の中、鍛錬に励みます。

今日も、単独で個々の動きを高める練習を中心に、時折り相対でその動きの精度を高めます。単独での動きだけでイメージを固めてしまうと、いざ相対で合わせると、イメージしていたものと全く違う結果を生んでしまいます。その辺りの乖離を、少しでも小さくしておきたいものです。

またウイルス感染防止の為の、アルコールでの手指消毒やマスクの着用も、長い目で見れば、殺菌作用の強いアルコールを、頻繁に経皮で体内に取り入れる事の弊害や、例年の9月頃の「季節の変わり目」に順応出来ずに亡くなる方が、暑い夏の時期のマスク着用で体力を消耗した為に、相当数増える事も予測されますので、コロナウイルス感染への防止にも努めつつ、「何の為にやっているのか」をしっかり踏まえた上で、適切な頻度と内容を考慮・実践して行きたいところです。

今日は、3月に昇級試験を受験したI君・Mちゃん・Mちゃんに合格証書授与と、帯の贈呈を行う日。が、Nさんが仕事の影響でお休み。W先生・Hさんは、松平スポーツ少年団支部がまだ活動休止中という事もあり、参座をせず。Mちゃん姉妹と同級生のRちゃん・R君姉弟も、家庭の都合でお休みと、ギャラリーが少ない状態に。来週に延期しようかとも思いましたが、Mちゃん姉妹に緑帯を渡すのを2ヶ月延ばしていますので、予定通り執り行う事にしました。

Mちゃん姉妹が、大抵15時頃に参座するので、それまでは修練のメニューを変えて法形演練を。4月入門の73歳のSさんも、やや自分の動きを意識するのが苦手な傾向が強いですが、マスクの下の汗を拭きながら、一生懸命に取り組まれています。

15時頃に、Mちゃん姉妹とY君が相次いで到着。少し突き蹴りで気合を出してから、合格証書の授与と帯の贈呈に。合格証書の授与の際は、毎回「当日の感想」・「今後の抱負」・「先輩や後輩への、御礼やアドバイス」を述べて貰うのですが、普段の修練では常にダラダラ手を抜くI君が、「しっかり意識をして動いて、手本を示せる様にしたいです」と、「お前、正気か?」と思う様なコメントをしてくれました(笑)。それを実際にやってくれるかが問題ですが、入門当初は人前で話す事すら満足に出来なかった彼が、「模範解答」をスラスラ口にしただけでも、大いなる驚きです。またMちゃん姉妹も、それぞれに当日の感想で面白味のあるコメントを残し、「覚えの悪い私に、丁寧に教えてくれて有難うございました」と、しっかりした「御礼」を述べてくれました。

その後の法話でも話しましたが、「何の為の受験なのか」という目的意識を、しっかりと認識すると共に、合格に向けて培った力と積み重ねた経験を、是非今後の人生に活用して欲しいものです。またそれが出来る様な、推進していける様な、修練の在り方や昇級試験の段取りをしていきたいものです。

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