8月1日(土)の修練。

本日も泉田市民館での修練。ようやく梅雨が明け、突如訪れた夏の暑さの中、鍛錬に励みます。

今日の朝方は、まだ涼しい風が吹いていたものの、お昼が近付くに連れ、グングン気温が上がって行くのを感じ、泉田市民館に到着して備品を下ろす頃には、とてもマスクをしては居られない様な暑さになっていました。

私の後の1番乗りは、4月入門の73歳のSさんでしたが、実は木曜日の修練も「肩が痛い」と休まれ、今日も痛みが引かないので、休んで整形外科に診せに行くとの話でした。私も武専の同級生から治療法を教わったりしていますので、「もし来られそうなら、手当てしますよ」と御伝えしたら、顔を出して下さいました。聞くと、ゴルフクラブを新調したので、月曜日・火曜日と仕事明けに打ちっぱなしに行き、休みの水曜日に1日岐阜県でラウンドしていたとの事で、頑張り屋なSさんですが、「おいおい!」とツッコみたくなる生活ぶり。ストレッチ等も当然の様にしていないそうなので、体のケアを薦めつつ、暫しの手当てを。炎症を起こしているでしょうから、即痛みは引きませんでしたが、少しでも早く回復してくれると良いですね。

Sさんの手当てをしている最中に、今日は毎月第1土曜日の「少林寺拳法体験会」でもあるので、S君・Sちゃん兄妹と、平日に行っている「夏季武道体験会」参加者のA君が到着したので、皆で掃除機を掛けます。それが終わる頃に、お母さんに連れられた女の子の姿が見えます。「多分そうだな」と思いつつ待っていると、「少林寺拳法体験会」の参加希望者でした。泉田町在住の小1女子のHちゃん。土曜日の午前中にやっている卓球教室にも参加した経験もあり、泉田市民館にも慣れていて、物怖じする様子が全くありません。準備運動から何から、全ての動きを全力で楽しそうにやってくれるので、こちらも嬉しくなります。

いつもは13時過ぎに参座する小6緑帯のI君とS君が現れず、暫く体験会参加者の4人と一緒に身体を動かしていましたが、S君のお母さんから「2人で自転車で向かっているので、もう少し遅れます」との連絡が。2人が住んでいるのは、刈谷市の北端である井ヶ谷町であり、自転車では30分近く掛かる距離です。「この暑さの中を?本気?途中で遭難するんじゃないの?」と心配でしたが、何とか無事に辿り着いてくれました。二人に手本役を割り振り修練を進めますが、普段後輩の面倒を見ようとしないI君S君ですが、道筋に変化を付けると、時折り行動としては良い状態を見せる事がありました。意外な発見でもあり、指導上の工夫がまだまだ足りないのかなと、反省する部分でもありました。

「学科・法話」の途中から、先週少年八級の試験に合格したばかりのY君が到着。I君・S君と違って、「後輩」を見付けると途端に「先輩」としての自分を見せようとするY君。試験合格の喜びを感じている時期でもあるでしょうから、常にその意識を持てれば、より伸びて行くだろうと期待出来ます。

通常の体験会の終了時刻である15時30分でHちゃんは帰りましたが、積極性もあり、また整列の機敏さや、学校で言われたのか返事をする際に必ず右手を挙げる等、規範意識の高さも感じさせる存在でした。「楽しかった?」と聞くと満面の笑みを見せてくれましたので、迎えにみえたお母さんに、平日の「夏季武道体験会」の事もお伝えしておきました。また顔を出してくれると良いですね。

今日は暑さが厳しかった事もあり、早々にクーラーを点け、窓を全開にしてクーラーを最も涼しい温度にしたり、風が通る様に2箇所だけ窓を開けてみたりと、熱中症予防とコロナウイルス感染防止の両面を意識して、あれこれ試してみました。健康増進にもなり、精神修養と護身練胆にもなる修行の在り方を、常に模索して行きたいものです。

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