10月17日(土)の修錬。

本日も、泉田市民館での修練。夜半から降り続く雨の中、鍛錬に励みます。

今日は、毎月第1土曜日に開催している「少林寺拳法体験会」を、最寄りの小学校の運動会を避けて順延した日。鼻風邪で2人から欠席の連絡を頂きましたが、8月からに引き続いてHちゃんが参加してくれました。また先月頭に准拳士初段を受験し合格したR君とI君に、部活動やテスト週間の時間を合わせて貰って、允可状の授与と黒帯の贈呈を行う日です。西尾市での野球部の大会の関係で、16時頃の到着になる予定でしたが雨で中止となり、14時過ぎにNさんに連れられ、久々の参座を果たしました。

先週道衣を渡した今月入門のA君も、嬉しそうに道衣を着ますし、帯だけ渡したA君も、結び方は忘れたものの、しっかり持参しました。そんな2人の姿を観て、「あたしの服は無いの?」とHちゃんが羨ましそうにしていたので、「帯だけ巻いてみる?」と聞くと、ニッコリして頷きましたので、A君と交代で帯を締めました。

15時前に到着するY君に合わせて、空乱や「転身蹴」を交えた連反攻を挟み、允可状の授与と黒帯の贈呈を行います。当日の感想と仲間への御礼やアドバイスを述べて貰いましたが、2人とも為に成る言葉を残してくれたと思います。あとは、それを受け取った人間が、どう活かすか。それは本人達次第でしょう。

自由練習後半は、R君とI君は最後に初段試験時の組演武を披露して貰う為に、Nさんと一緒に練習を。Nさんにとっても、我が子のR君・長年共に励んだI君との、「最後の手合わせ」の時間。今日は臨時出勤で休まれたW先生とHさんにも、その時間を取って頂きたかったですが、Nさんにはそれなりに楽しんで頂けたかなと思います。

他のメンバーは、色帯組と新入門・体験組に分かれ、11月の昇級試験受験に向けた習熟と、「逆小手もどき」や座布団を利用しての受身の練習をこなします。時計を見忘れて受身のコツを教えてしまいましたが、残り10分から組演武の披露へ。試験当日は「エアー」での組演武でしたが、練り上げて来た動きを見せて貰えて、私としても満足です。

小雨のパラつく中、体験者も積極的に作務に動いてくれましたが、最後まで残り、迎えにみえたお母さんに促されて、モジモジしながら「御礼の言葉」を述べてくれたI君。Nさんと帰るR君にも、「たまに『練習に来~い!』って呼びだすから来てよ。来年には部活も引退だし、どうせ受験勉強なんてしないんだから(笑)」と伝えて、2家族を見送りました。

 

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