4月24日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。上着が要らないくらいの陽気の中、鍛錬に励みます。

新年度の4月も1ヶ月が過ぎようとしていますが、この4月は門信徒のノリも、保護者の皆さんとの連絡のやり取りも、なかなか順調に進んでいる気がします。今日の修練のスタートの作務も、集まりも良く、小中学生達の取り組みも悪くありません。取り組みが良いと、ついつい結果の良さを欲張ってしまいますが、今日はウォーミングアップのスタート時刻に、掃除機掛けが全て終了してはいなかったので、時刻通りに切り上げ、もう少し時間を意識しながら、周りと連携して作務を進めるように話しました。土曜日の、時間を長めに取る作務は、次回は連休明け5月になりますが、果たして皆の取り組みはどうでしょうか。

ウォーミングアップでは、少し楽しめる走るメニューも入れて、振子や膝上げ、踏み込み等もこなします。この後の易筋行の内容に通じるものを優先しましたが、取り組んでいる本人達には、なかなかその意識が伝わってはいない様で。「運動」としては十分意味が有りますが、技術レベルの底上げにも効果を出して行きたいものです。

今日は、「蹴上」と「蹴込」の違いと、「廻蹴」の練習をしたかったのですが、取り敢えずは「蹴込」までの進捗となりました。また先週早上がりした新入門のR君とY君に「横転からの起き上がり」を伝えたかったのですが、スイミングに通うR君だけでなく、Y君も今日も15時上がりだったので、受身をカットし、「蹴込」の習熟に専念しました。参座日数や時間にはどうしても個人差が出ますので、それぞれのペースに合わせてでも、着実な進歩を誘いたいと思います。

2人が早上がりした後に、法形演練で相対での「内受突」と「上受突」を復習し、鎮魂行へ。その後に長めの休憩を取りましたが、「スタートの時刻には整列している様に」と伝えると、皆で声を掛け合って整列を完了していました。この辺りは、熱意の有る新入門者の存在が良い刺激になっている証なのかなと、手応えを感じます。

自由練習では、「横転からの起き上がり」や各種受身の復習をし、「逆小手もどき」の練習を。白帯組は、投げ技の際の体裁きに苦戦していましたが、徐々に進歩して行く人もいます。粘り強くサポートして行かなければいけないところですし、その先に有る技術の面白味も上手く伝えて行きたいですね。

自由練習ラストには、防具を付けての乱捕りに進みたかったのですが、防具の装着に時間が掛かって、中身が薄くなりそうだなと、そのまま「逆小手もどき」の習熟に努めます。色んな事を交えて視野や意識を広げる時も必要でしょうし、内容を絞って習熟度を上げる時も必要でしょう。様々な工夫を凝らして、皆の進歩を促せるような修練を、常に模索して行きたいものです。

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