8月26日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。猛暑の余韻を感じながら、鍛錬に励みます。

1週間の夏休みが明けた今週。休まれる方も多数ですが、お盆の行楽土産も多く、祭壇の前に御菓子を並べての修練です。帰省等に際して何かお土産を買って行こうと考えて貰える場である事に有り難さを感じます。

8月のイベントや昇級試験等のきっかけを終えて、次の段階に進む人も多くいます。「そんな時こそ基本の確認」とばかりに、今日は「上受」の習熟を。またその相対演練に向けて、「手刀打」や「手刀切」を繰り返します。その後の法形演練の土台を固められる様な時間にして欲しいものですが、なかなかそこまで意識出来ない人が多いのも、切ない現実ですね。

学科・法話では、読本の回し読みをした後に、「他人に手本を見せられる自分を意識出来手こそ自分のレベルを挙げられる。自分の事しか考えていない人は、実は自分の事すら考えられていない」と説きました。技術レベルにしろ、態度や言葉遣い等の在り方や行動にしろ、自分のレベルを挙げられる人は、「自分が周りからどう見られているか」を客観視する感覚を身に付けられているのでしょう。そんな感覚を養える様な易筋行を心掛けたいものです。

自由練習では、9月に少年三級を受験する小6Y君の見極めを、中1一級のH君に相手を御願いして行い、その他の人は少年八級の合格した小3A君の次の段階に向けての習熟を。どちらの2人も、「自分のレベルを挙げる」と言う意欲に欠ける点が多く、なかなかに向上しませんが、それでも出来る様になった事も多く有るのも事実です。また、その相手をしている人にも、それぞれの水準に合わせたアドバイスをする事で、お互いにとって有益な修練に成ってくれるでしょう。

それぞれの人に、少しは上達した部分があったかなと思える状態で、修練を終了。次の地区会議の準備が始まりつつある状態で、締めの気合い出しと作務を行い、帰路に着きました。

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