9月9日(土)の修練。

本日は、専有道場からのスタート。残暑の残る「秋」に、鍛錬に励みます。

外に出た瞬間には、「真夏よりは陽射しが柔らかいな」と感じましたが、じわりじわりと暑さを感じます。専有道場についクーラーを点けて待っていると、欠席者多数の中、5・6年生5人が参座してくれました。作務・鎮魂行の後の「あ・うん」を活用しての法話では、まずは「開祖語録」のページを回し読みします。目の前の5人が高学年と言う事もあり、質問も交えて少し難しめの話もしてみます。

その話の聞き方一つ取ってみても、作務や易筋行への取り組みと同様に、自分の意志を持っているかが、即、理解・習得出来なくても粘り強く向き合えるかを決める様で。ただ、全ての瞬間に100点満点の在り方を出来る人もいないでしょう。「伝える側」としても、粘り強く取り組まないといけませんね。

場を変えて、易筋行を。遅れて参座した人も数名いましたので、増えて来るメンバーに合わせて、内容や組み合わせを変えていきます。こちらも、自分の意志を持って取り組んでいる人は進歩・成長が早いですが、逆に完璧な取り組みを出来ている人も少ないのが現実です。如何に、自主的に意欲を沸かせられる様に導いていくか。長年の変わらない「課題」です。

今日は副道院長のNさんと中1一級のH君が共に休みの為、小6四級のY君の試験練習の相手は、小5五級のE君と小6五級のY君に攻者役のみをやって貰い行いました。どんな動きをして貰うか、ポイントは何処に有るかを理解した上で、それを的確な言葉で説明出来るか。意外にこの辺りの訓練も、「人生に益の有る修行」にする為には必要なところでしょう。

今日も16時前から、10月入門予定のK君・Rちゃん兄妹が参座してくれました。2人の出来る練習と言う事で、「内受」や「下受」、「開退」をまずは全員で行いましたが、2人が土曜日の16時頃からの参座に成る事を考えると、易筋行の順序を入れ替える事も考慮しないといけないかも知れませんね。2人共、集中力を欠く瞬間は有るものの、意欲的ではあります。センス的には特に無く、出来ない事への拒否反応の強いK君も、「入門する」と決めて以降は、「やるぞ!」と言う覚悟の様なものを感じます。逆に、日に日に「飽き」や「遊び」が見受けられるRちゃんも、瞬間瞬間では既に入門している人以上に、集中して率先して取り組む時も有ります。「面白い2人が入って来るな」と楽しみでもありますし、法話でも締めの気合い出しの前にも皆に伝えましたが、「先輩として、手本を見せられる自分造り」に、自発的に意欲的に取り組める集団でありたいものです。

 

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