9月30日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。夏を思わせる陽気の中、鍛錬に励みます。

9月も最終日に成るとは思えない様な暑さ。結局修練時間中、ずっとクーラーを作動させていましたが、季節の移り変わりが昔と随分違って来ている様です。

基本演練では、身体操作における「軸の意識」と運歩の各種を。細かい部分の説明や、相対での向かい合っての練習等、基本的な部分を高めて行きます。半年に1度の「面談」で、小4七級のA君と話している時は、小学生達で習熟に励んで貰いましたが、10月入門予定のK君・Rちゃんも交えて、先輩達が良い声掛けをしてくれていました。

学科・法話では、「拳士の心得」の「作務」を回し読みしました。ただ、掃除や準備をするのではなく、「自分自身を磨く為の修行」として取り組む作務を説きましたが、果たしてどれだけ伝わったでしょうか。今後の取り組みを見たいと思います。

自由練習では、横転等の受身に繋がる動きをしてから「逆小手もどき」を。倒す・投げる原理も説明しながら何度か繰り返しますが、自分で動こうとしない人は、やはり説明の聞き方も散漫です。結果、積極的な取り組みもレベルの向上も実現しないと言う、当たり前のサイクルを自ら創り出しています。この辺りを、自ら変えようとしなければ何をやっても同じ事に成るのでしょうね。

夏休み期間中から体験期間に入っていたK君・Rちゃん兄妹のお母さんに、終了30分前に来て頂いて、組織の区別や入門手続きの説明をするのですが、その前にK君・Rちゃんそれぞれに少し話を聞きました。2人共に「意欲バリバリ」と言う訳でもないですが、逆にやる気を持っている部分も有りましたので、その辺りを上手く引き出して行ければと思います。

その後到着したお母さんに説明をしている間は、「逆小手もどき」の続きや上位者にはそのまま「逆小手」をやって貰いました。兄妹それぞれの精神的な部分の成長を期待されているお母さんの前で、楽し気に人を倒す練習をしている我が子や先輩小学生は、どう見えたでしょうか。少しでも良い支えをしたいと思いますし、皆で協力してそんな空間を創っていきましょうとの言葉を伝え、締めの気合い出しで修練を切り上げました。

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