2月24日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。暖かな陽射しを感じながら、鍛錬に励みます。

今日の午前中から、熱や胃腸風邪等の体調不良で続々と欠席の連絡が。また木曜日に復帰したものの、3月に准拳士初段受験を予定していた中1一級のH君も、体重が5キロも落ちてしまう程の状態で受験を4月に延期する事にしたりと、季節・年度の切り換りの時期に何かと波風が立っています。そんな万全ではない状態だからこそ、集って精進に励む仲間が居る事の有り難さを実感出来ると言うもの。そこはきっちり伝えておきたいものです。

今日参座予定のメンバーが全員高学年と言う事もあり、通常の試験に向けた習熟を違う事をやろうと画策。スタートの3人が、「2代目道院長候補」のH君と「参与道院長候補」のE君・H君だった為、「逆小手」から始めます。ただ形を作って倒すだけでなく、相手との力の繋がりを感じながら行う事も求めます。

遅れて副道院長のNさんや、小6五級のA君と小6六級のA君が参座し、今日の全員が勢ぞろい。それぞれのレベルに応じて「逆小手」の原理を反復し、「巻落」と「小手投」の投げの原理を練習します。Nさんとスタートから参座している3人は、ほぼ原理は再現出来ていますので、それを相手との力の繋がりや動きの流れの中で型を作れるかの課題に挑戦して貰います。E君・H君の「参与道院長候補」コンビには少しハードルは高かったですが、私も時折混ざり掛けられる瞬間の感覚を体感して貰うと、少しずつですがイメージが掴めて来ている様に思います。

鎮魂行も挟み、そのまま投げ技の習熟に努めて、ラスト20分で3月の試験に向けての練習を。今日参座した面々の大半が来年度以降の刈谷北道院の中心になる人達でもありますので、その面々と技術の習熟に勤しめたこの時間は実に貴重です。その時間を皆が楽しめていたかどうかは若干微妙ではありますが、締めの気合い出しの前に法話を挟み、「感謝」の想いに基づいた鍛錬への意欲をを説いた後の気合いは、実に良い響き方をしていました。そんな空間を、少しでも再現して行きたいものです。

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