2月17日(土)の修練。

本日も、泉田市民館での修練。2月とは思えない陽気に恵まれた中、鍛錬に励みます。

今日の午前中に、東海市まで出向いて今年度で道院を閉める先輩道院長と御会いして来ました。所属長懇親会等で親交を深めた方に、打棒やキックミットを譲り受けると共に、それまでの経験談を御聞きして来ましたが、その中で「後継者を育てておきなさいよ」との言葉もありました。「なかなか簡単な事じゃないな」と思いつつ、その先生も仰っていた様に「こんな良いもの、無くしちゃいかんよね」とも思いますので、何とか修行の空間を維持して行こうとのやる気を頂きました。

その後継者の第一候補として、2年前から本人にも伝えている中1一級のH君ですが、3月の県の昇格考試で准拳士初段を受験する予定でしたが、水曜日からインフルエンザで休み始め、中学校の期末テストにも響いている状況になってしまいました。まだ本人に会って確認はしていませんが、当日の学科試験の準備もまだまだ不充分ですので、3月の受験を取り止めにして4月に延期する方向に成りそうです。4月の受験日が、恐らく部活動の大会の日程と重なってしまうでしょうが、慌てさせずにしっかりとした取り組みをさせたいと思います。

そんなこんなで、直近の試験が1ケ月後の地区合同昇級試験となり、その対象者に向けての内容と、飽きが来ない為のメニューを組み合わせての修練です。

序盤は「天地拳第一系・単演」の細かい部分を伝え、その後少年四級受験者の為に相対に移ります。また少年七級を受ける小3八級のA君の為の「小手抜」をやりながら、他の面々は上の級の柔法や、相手との繋がりを意識した「鈎手守法」の習熟に努めます。

鎮魂行を終えた後の自由練習では、久々に「逆小手もどき」を。習熟度の高い小5四級のE君と小5五級のH君は、そのまま「逆小手」に進み、K君・Rちゃん兄妹が到着しグループ分けをした後も、そのまま「逆小手」の造りの反復を進めました。

ラスト30分は、こちらも久しぶりの拳サポ・すね当てを着けての運用法を。K君・Rちゃん兄妹と小3八級のA君には、先輩道院長から頂いた黒のボディプロテクターを着けさせると、良い動きかどうかは別として、皆が意欲的に取り組みます。

全ての内容を終えても、まだ外は明るく季節が移り変わっているのを感じます。それだけの時間を経過しているのですから、その分進歩・成長して欲しいとの想いを伝えて、締めの気合い出しで修練を締めくくりました。

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