本日は、泉田会館での修練。強めの雨の降る中、鍛錬に励みます。
今日は泉田市民館も使用出来たのですが、泉田会館の清掃をしたかったので使用自体を開館に切り替えました。地区の役員さんからは「少林寺さんはいつも掃除してくれてるから、改めて清掃をしなくても良いですよ」と言って頂けてはいますが、逆に「修練する場所が在る事への感謝」を学ぶ機会として、年に3回くらいは行おうと考えています。
また今日は、2月・3月の体験入門者募集期間に参加してくれている小3女子のお父さんに来て貰い、4月からの正式入門に対しての説明も行います。高学年率の高い刈谷北道院は、今年度は5・6年生が5名休眠する事に成りましたが、逆に本人の意欲や保護者の理解度・協力度において、少しすっきりさせた状態で再構築したいとも考えていましたので、良い機会とも言えます。今回入門の意志を示してくれた小3女子も、今の時期だけかも知れませんが話の聞き方や手本の見方もなかなか良いので、しっかり支えて行きたいと思います。
14時前に小3女子のお父さんが来て下さいましたので、中1一級のH君を中心に鈎手守法の練習を中心に進めて貰い、私は説明に入ります。時間を掛けてきっちり説明しながら、目の前の修練の様子を観ますが、中1一級のH君をサポートしなければいけない立場の小5四級のE君の素振りには、あまりその辺りの意識が感じられません。何度か「後輩の手本に成り、支えの出来る先輩の在り方」を説いているのですが、「まるで解ってないなぁ」と残念ではあります。そんなこんなで小1時間説明をしていたので、15時前に遅れて参座された副道院長のNさんにも、入門予定者のお父さんを紹介する事も出来ました。
法形演練と鎮魂行を経て、自由練習でも科目の習熟を図ります。暖房を入れている時間内は易筋行をやっていようと、K君・Rちゃん兄妹が到着した後も身体を動かし、暖房が切れた瞬間を合図にして清掃に入ります。普段出来ない所の雑巾がけや窓ガラスの拭き掃除、トイレ掃除を行いましたが、割りと皆意欲的・積極的に動いてくれました。時間も30分程しか取れなかったのですが、粗方清掃を終えられましたし、私が指示を出さなくても動こうとしていた人が多かった様に思います。
やや時間も押して締めの気合い出しをして終了。雨の上がった夕方に小中学生が賑やかに帰って行く姿は、それなりに価値の有るものでしょう。明日の午後は、NさんH君と3人でH君の准拳士初段受験に向けての特訓を行う予定もあり、送迎にみえたH君のお母さんが「道院長、明日は宜しく御願いします。」と挨拶にみえました。H君自身の取り組みもそうですが、お母さんを始め家庭の協力も得られていますので、そんな関係者を少しでも増やして行こうとの想いを強くして、帰路に着きました。